「eBayのupcとは?」
「eBayでupcを入力するメリットは?」
「eBayのupcと他のコードの違いは?」
ebayで出品する際に「UPC」という入力項目があり、何を入力すればよいか疑問に思っている方がいるのではないでしょうか。
UPCとは、eBayにおける商品の識別コードです。UPCを入力することで商品の信頼性が向上し、検索順位も上位になる可能性があります。しかし、UPCの意味が分からず「Dose not apply」を選択して出品している人は少なくありません。
そこで本記事では、2,500名を超える物販スクールを運営する物販ONE®代表のかずが、UPCについて以下の内容を解説します。
- eBayのUPCとはなにか
- UPCを入力する重要性
- UPC以外で使えるコード
UPCを入力すると商品の信頼性が高まり、ユーザーから購入されやすくなります。UPCが見つからない場合の対応策についても紹介しているので、eBayの出品で困っている方は、ぜひ最後までお読みください。
eBayで出品時に入力するUPCとは?重要な理由を解説
eBayで出品するときに入力が求められるUPCとは、商品の識別コードです。UPCは、通常バーコード等に記載されています。ここでは、UPCの概要とeBayで重要視される理由について説明します。
UPCは商品識別コード
eBayで商品を出品する際に入力を求められるUPCは、商品を識別するための番号です。UPCは「Universal Product Code」の略で、主に北米で使用される12桁の商品識別コードを指します。
商品のバーコードの下に記載された数値がUPCに該当します。日本製品の場合は、UPCの代わりにJANコードが記載されていることもあります。
UPCの入力が重視される理由
eBayがUPCを重視する理由は、商品の信頼性を高められるからです。eBayには新品はもちろん中古品など多数の商品が出品されており、その際にUPCが入力されていると、買い間違いの事態を避けられます。
とくに、偽物の商品が流通しているブランド品など高額な商品はUPCが入力されていることで、買い手が正確な商品情報を入手しやすくなります。
また、UPCで型番や商品規格などが検索できると、サイズや重量に関する正確なデータを入手できます。正確な商品情報は買い手を安心させ、信頼性を高められるため、UPCの入力は重要です。
ebayで入力するUPCの調べ方を紹介
eBayで出品するときに入力するUPCの調べ方は、商品が手元にある場合とない場合で異なります。ここでは、手元に商品がある場合とない場合、それぞれのパターンでのUPCコードの調べ方を紹介します。
1. 手元に商品がある場合
商品が手元にある場合は、パッケージやラベルに印刷されているバーコードの下に記載されている12桁の数字がUPCです。
日本製品の場合は、UPCの代わりに13桁のJANコードが記載されています。商品にバーコードがない場合、商品説明書や保証書などに記載されている可能性もあります。
とくに中古品の場合、元のパッケージやラベルがなくなっていることは珍しくありません。パッケージなどに記載がないないときは、付属書類にも記載がないか確認してみましょう。
2. 手元に商品がない場合
手元に商品がない場合でも、UPCを調べることは可能です。UPC検索サイトやAmazonを利用し、商品のUPCを検索します。
代表的なUPC検索サイトである「upcitemdb」を使う場合は、以下の手順で調べていきます。
- upcitemdbにアクセス
- 検索項目を「product name」に設定
- UPCを調べたい商品名や型番を入力
- 検索結果から同じ商品を選択してUPCを取得
また、Amazonなどの大手オンラインショップの商品ページでも、UPCや該当する商品コードの確認が可能です。多くの場合、商品詳細の箇所にUPCやASINコードが記載されています。
その他にも、商品の製造メーカーのWebサイトを見たり、顧客サポートに問い合わせたりする方法があります。
UPCの有無は商品の売上にも影響するため、無在庫販売などで手元に商品がない場合でも可能な範囲でUPCを探し、入力しておきましょう。
eBayに出品する商品のUPCが見つけられない場合の対処法
UPCがない場合でも、出品時に「Dose not apply」を選択することで、eBayでの出品は可能です。
また、UPCが分からない場合、日本の製品であればJANコードなどを代わりに使用できます。Amazonで販売されている商品であれば、ASINコードでも代用可能です。UPCが分からない場合は、他の商品識別コードの記載がないかの確認が大切になります。
商品を売れやすくするためには、正確な商品情報の提供が必要です。UPCがないままでも出品自体はできますが、JANコードやASINコードを探し、可能な限り商品識別コードを入力しておきましょう。
ebayで出品時にUPCを入力するメリット3選
eBayで商品を出品する際、UPCを入力するメリットは以下の3つです。
- 検索時に上位表示されやすくなる
- 出品作業を効率化できる
- 商品の信頼性が高まる
UPCを入力するメリットが理解できると、他の出品者との差別化につながります。順番に見ていきましょう。
1. 検索時に上位表示されやすくなる
eBayではUPCを入力することで、商品が検索結果の上位に表示されやすくなります。
eBayは商品情報の正確さを重視しており、UPCは正しい情報を提供するために重要な要素のひとつです。UPCが入力された商品は、詳細な情報が記載されていると判断され、検索上位に表示されやすくなります。
また、買い手が商品を探す際にUPCを使って検索するケースも多いため、入力することで検索にヒットしやすくなるメリットもあります。
そのため、UPCは、詳細な商品情報を提供し、販売機会を増やすために大切な要素です。
2. 出品作業を効率化できる
UPCを入力することで、出品作業が効率化できます。eBayでは出品時に商品名やブランド、製品の仕様などの入力が必要です。商品名や製品情報を入力するのは、多くの商品を扱う人にとっては、大きな負担となります。
eBayでは、UPCを検索することで出品されている商品の情報を取得できるため、同じ商品があればサイズや商品名の入力などをひとつずつ収集する手間が省けます。
とくに、大量の商品を出品するときや、同じ商品を繰り返し出品する場合は、時間削減効果がとくに期待できます。時間を節約するだけでなく、手動で一つひとつ入力するミスも防げるようになるでしょう。
3. 商品の信頼性が高まる
UPCを入力すると、出品している商品の信頼性を高められます。UPCは商品を識別する国際的な規格であり、出品されている商品が正規品であることを示す指標です。
買い手はUPCが入力されていることで、信頼できる商品かどうかを判断する傾向があります。とくに、偽物品が多く流通しているブランド品や、類似商品が多い商品を扱う場合に有効です。UPCが入力されていることで、正規品であることや個別の商品情報を買い手に伝えられます。
商品の信頼性を高め、売り上げを増加させるためにもUPCの入力は大切です。
ebayで使えるUPC以外のコード5つ
eBayではUPC以外の商品識別コードも使用できます。eBayで使用できるUPC以外のコードは、主に以下の5つです。
- JAN
- ASIN
- MPN
- EAN
- ISBN
日本製の商品やAmazonを扱う場合に、UPCよりも入力が優先になる場合があります。順番に見ていきましょう。
1. JAN
JANコードは日本の商品識別コードです。JANコードは、GTIN(Global Trade Item Number)と呼ばれる世界共通の商品コードのひとつで、日本で製造された商品のバーコードなどに記載されています。
JANコードは13桁もしくは8桁の数字で構成され、国コード、メーカーコード、商品コードなどが含まれます。ebayで日本製品を出品する際は、UPCの欄にJANコードを入力することも可能です。
2. ASIN
ASINは、Amazonが独自に使用する10桁の商品識別コードです。ASINは主に、Amazonのプラットフォーム内で使用されます。
eBayでも、ASINを使って商品の検索が可能です。Amazonで販売されている商品を出品する際に、ASINを使用します。ASINが入力されていることで、買い手がAmazonの商品情報と比較可能です。
3. MPN
MPNは商品の製造元が割り当てる製品の型番もしくは部品番号です。とくにブランド品や電化製品など、メーカーが特定の商品を識別するために使用されます。
UPCが付与されていない商品や、古いビンテージ品を扱う場合は、MPNを用います。MPNはAmazonの商品ページで「製品型番」または「商品モデル番号」として記載されているケースが多いです。
eBayではMPNを入力することで、商品の信頼性が高まり、検索順位が上がる可能性があります。
4. EAN
EANはヨーロッパで使用される商品識別コードで、JANコードと同様にGTINのひとつであり、13桁もしくは8桁の数字で構成されています。
eBayでヨーロッパ製の商品を出品する場合に使用し、信頼性が高いコードです。ヨーロッパ製の商品を出品する場合、EANコードを入力することで商品の信頼性が上がります。
5. ISBN
ISBNは、書籍を識別するための国際的な標準番号です。ISBNは出版国や出版社、書籍コードなどで構成され、現在は、13桁の数字で記載されています。
ISBNは書籍の裏表紙やタイトルページに記載されているのが一般的です。eBayで書籍を出品する際にはISBNを記載することで、正確な商品情報の提供につながり、検索順位が上がる可能性もあります。
eBayでUPCを入力して商品を売れやすくしよう
eBayの出品時に入力する「UPC」とは、商品識別に用いられるコードです。UPCを入力することで商品の信頼性を高められ、検索結果の上位に表示できる可能性が高まります。
また、UPC以外にもさまざまな商品識別コードがあります。UPCが分からない場合は、JANコードなどを使用可能です。つい軽視しがちな項目ですが、商品の信頼性を高める重要な要素であるため、しっかり調べたうえで入力しておきましょう。
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