「ハードオフせどりで稼ぎたい!」
「せどりを始めたいけど、何から手をつければいいか分からない…」
ハードオフせどりに興味があるけど、まだ始められていない人は、このように悩んでいるのではないでしょうか。ハードオフせどりを成功させるためには、正しい商品知識や仕入れのコツを身につける必要があります。
今回の記事では、ハードオフせどりで稼ぐためのコツを4,000名を超える物販スクールを運営する物販ONE®代表のかずが詳しく解説します。また、おすすめの商品ジャンルや仕入れのタイミングについても触れているので、ハードオフせどりを始めたい人にとって必見の内容です。
- ハードオフせどりで稼ぐコツ
- ハードオフせどりのメリットと注意点
- ハードオフで狙うべき商品ジャンル
- ハードオフせどりで押さえるべきポイント
- ハードオフせどりを始める人のQ &A
ハードオフせどりで安定して稼げるようになるために、今回の記事を参考にして実践してみてください。


ハードオフせどりで稼ぐ5つのコツ

ハードオフせどりで稼ぐコツとして、主のポイントを押さえておきましょう。
- 商品リサーチを欠かさずに行う
- 値札を見て仕入れる商品を見極める
- 地域性を理解して仕入れる
- 併設のオフハウスもチェックする
- ショーケースの中も確認する
いずれも必須で理解しておくべきポイントなので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 商品リサーチを欠かさずに行う
ハードオフせどりで安定して稼ぐためには、売れ筋商品や人気商品のリサーチが欠かせません。市場のトレンドを把握し、需要の高い商品を見極めることが重要です。
リサーチの方法としては、Amazonなどの大手ECサイトのランキングや、ヤフオク等のオークションサイトの落札価格を参考にするとよいでしょう。また、商品の価格相場や利益率を事前に調べておくことで、仕入れ時の判断基準となります。
リサーチに時間をかけて、利益の出やすい商品を効率的に見つけましょう。
2. 値札を見て仕入れる商品を見極める
ハードオフで商品を仕入れる際は、値札の価格と相場を比較し、利益を出せるか判断します。商品の状態をよく確認し、傷や汚れなどがある場合は、販売時の情報や価格設定に反映させましょう。
ハードオフで見られる値札について、以下の表にまとめました。
| 値札の種類 | 値札の意味 | 特徴 |
|---|---|---|
| 「赤値札」 | 「中古品」 「リユース品」 | 相場以下の金額での仕入れが難しく、利益を狙いにくい |
| 「青値札」 | 「新品の商品」 | Amazonなどの新品商品と同等以上の値付けが多く、仕入れ対象にはなりにくい |
| 「黄値札」 | 新古品にあたる 「未開封品」 「未使用品」 | 基本的に状態が良く、付属品が全て揃っている |
| 「ジャンク品値札」 | 白と緑色で印刷されている値札 | 付属品が欠品している 動作不良が起きている 動作確認が取れていない クリーニングされていない 中には、壊れていないものもある |
| 「小槌値札」 | シールの値札 | 相場をリサーチせず店舗独自の値付けがされているものも多い |
値札と商品の状態から、仕入れるべき商品を見極めることが重要です。状態の良い商品は多少高めの価格でも利益を出せる可能性があるため、見落とさないようにしましょう。
3. 地域性を理解して仕入れる
都心のハードオフでは売れ行きが早いため、商品の回転率が高く、仕入れがしやすい傾向にあります。一方、地方のハードオフは都市部よりも価格が安く設定されているケースがあるため、利益率の高い商品を見つけやすいでしょう。
地方のハードオフでは、掘り出し物が眠っていることもあるため、見逃さないようにすることが大切です。地域性を理解し、各地のハードオフの特徴を把握することで、効率的な仕入れを実現しましょう。
4. 併設のオフハウスもチェックする
ハードオフには、家具や家電を扱うオフハウスが併設されているケースがあります。オフハウスの商品も併せてチェックすることで、せどりに適した商品を幅広く探せます。
家具や家電は大型商品が多いため、販売時の送料や梱包材のコストを考慮しましょう。また、配送や設置に関する知識も必要となるため、事前に準備しておくことが重要です。
5. ショーケースの中も確認する
ハードオフのショーケースには、レアアイテムや高価な商品が眠っていることがあります。ショーケースの商品は状態が良く、付属品も揃っていることが多いため、高く販売できるチャンスです。
ショーケースの商品は、他の客も狙っている可能性があるため、発見したらすぐに行動することが大切です。ショーケースの商品を確認する際は、店舗スタッフに声をかけて取り出してもらいましょう。
ハードオフで狙うべき商品ジャンル5選

ハードオフは幅広い商品を取り扱っているため、何を仕入れればいいのかわからない人もいるでしょう。仕入れ商品が定まっていない人に向けて、狙うべき商品ジャンルを5つ厳選してみました。
- カメラ
- ゲーム機
- 楽器
- オーディオ機器
- PC周辺機器
それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。
1. カメラ
高級コンパクトデジタルカメラや一眼レフカメラはハードオフせどりにおけるおすすめ商品ジャンルのひとつです。とくに人気ブランドの上位モデルは、高値で販売できる可能性があります。
カメラを仕入れてから利益が出るまでの流れを、以下の表でシミュレーションしました。仕入れの際の参考にしてみてください。
【仕入れ例:キャノン デジカメ】

| 仕入れ価格 | ¥3,600 |
| 販売価格 | ¥15,000 |
| 手数料 | ¥1,500 |
| 修理費 | ¥0 |
| 梱包費 | ¥200 |
| 送料 | ¥215 |
| 利益 | ¥9,485 |
また、レンズやストロボなどの付属品も合わせてチェックすることで、商品の価値を高められます。状態の良いカメラ本体と付属品のセットは、せどりで高い利益を生み出せるでしょう。
2. ゲーム機
人気ゲーム機本体とソフトはハードオフで品揃えが充実しているため、チェックしてみてください。とくに限定版や特別仕様のゲーム機は希少価値が高く、高値で販売できる可能性があります。
ゲーム機の仕入れ例は以下のとおりです。
【仕入れ例:ニンテンドー 3DS】

| 仕入れ価格 | ¥4,400 |
| 販売価格 | ¥14,800 |
| 手数料 | ¥1,480 |
| 修理費 | ¥0 |
| 梱包費 | ¥100 |
| 送料 | ¥450 |
| 利益 | ¥8,370 |
ゲーム機本体だけでなく、人気タイトルのソフトや周辺機器も合わせて仕入れることで、商品の魅力を高められます。ゲーム機は幅広い世代から人気があるため、需要が安定しているジャンルと言えるでしょう。
3. 楽器(関連機材)
ギターやベースなどの弦楽器は、ハードオフで狙うべき商品ジャンルのひとつです。有名ブランドのアーティストモデルは、せどりで高い利益を出せるケースがあります。
楽器(関連機材)における収益の流れは以下を参考にしてみてください。
【仕入れ例:BOSS エフェクター】

| 仕入れ価格 | ¥9,900 |
| 販売価格 | ¥15,400 |
| 手数料 | ¥1,540 |
| 修理費 | ¥500 |
| 梱包費 | ¥100 |
| 送料 | ¥450 |
| 利益 | ¥2,910 |
楽器は状態が良く、付属品が揃っているものを選ぶことが重要です。また、アンプやエフェクターなどの関連機器もつくと、より高値で転売できます。
4. オーディオ機器
アンプやスピーカーなどの高級オーディオ機器は、ハードオフせどり向けの商品ジャンルです。その中でも、ビンテージ品や希少モデルは、オーディオマニアから高い需要があります。
SONY イヤホンを仕入れた際の収支イメージを、下の表に整理しました。
【仕入れ例:SONY イヤホン】

| 仕入れ価格 | ¥4,400 |
| 販売価格 | ¥8,300 |
| 手数料 | ¥830 |
| 修理費 | ¥0 |
| 梱包費 | ¥100 |
| 送料 | ¥210 |
| 利益 | ¥2,760 |
オーディオ機器は状態が良く、動作に問題がない物を選ぶことが重要です。また、付属品や取扱説明書などが揃っていることも事前に確認しておきましょう。
5. PC周辺機器
ゲーミングキーボードやマウスなどのPC周辺機器も、ハードオフせどりでおすすめの商品ジャンルです。Amazonなどで人気の高級モデルは、せどりで高く販売できます。
マウス仕入れて販売するまでの利益の流れを以下の表にまとめたので、参考にしてみてください。
【仕入れ例:ロジクール マウス】

| 仕入れ価格 | ¥3,300 |
| 販売価格 | ¥8,800 |
| 手数料 | ¥880 |
| 修理費 | ¥0 |
| 梱包費 | ¥100 |
| 送料 | ¥450 |
| 利益 | ¥4,070 |
また、モニターやグラフィックボードなどの高価なパーツも需要が高く、狙い目の商品と言えます。普段使いする物なので、なるべく状態の良い個体を選ぶように心がけましょう。
ハードオフせどりのメリット3選

ハードオフせどりに取り組むメリットは、以下のとおりです。
- 取り扱える商品のジャンルが多い
- 仕入れにお金がかからない
- 仕入れたものが高値で売れやすい
それぞれ解説します。
1.取り扱える商品のジャンルが多い
ハードオフはハードウェア製品を中心に取り扱っている店舗ですが、その中でもとくに取り揃えが豊富なジャンルは以下のとおりです。
| 楽器 | ギター/キーボード/エフェクター など |
| カメラ | 一眼レフカメラ/フィルムカメラ/デジタルカメラ など |
| オーディオ | アンプ/スピーカー/レコードプレーヤー など |
| PC | ノートPC/モニター/プリンター など |
| ゲーム | Switch/PS/トレーディングカード など |
| 家電 | 電子レンジ/テレビ/掃除機 など |
| ジャンク品 | 家電、PC、カメラなどの通電しない機器 など |
掘り出し物を見つけるのが好きな人や、修理・リメイクが得意な人であれば、やりがいを持って取り組めるでしょう。
2.仕入れにお金がかからない
資金が少なくても安心して取り組めるのも、ハードオフせどりの特徴です。
値付けは店舗スタッフの判断でされているため、市場価格より安い商品が見つかることが多いです。実際に、見た目は古くてもマニアに人気のあるオーディオ機器やエフェクターなどは、数千円で仕入れて1万円以上の利益を得られるケースもあります。
また中古品は新品に比べて値崩れしにくく、市場相場が安定しているため、まとめ買いでもリスクが低く抑えられます
このように、ハードオフせどりは少ない資金からでも始めやすい中古転売のジャンルと言えるでしょう。
3.仕入れたものが高値で売れやすい
ハードオフせどりでは、仕入れた物が高値で売れやすい傾向があります。
例えば、フィルムカメラやオールドレンズはデジタル一眼に装着して楽しむユーザーが多いです。ハードオフで数千円で仕入れた物が1万円以上で売れるケースも、少なくありません。
他にも、以下のような商品が高値で売れています。
- ゲーム機
⇒純正品が高値で売れる - オーディオ機器(ソニー)
⇒廃盤モデルが人気 - 音楽機材(エフェクター)
⇒古いモデルほど人気が高い - ジャンク品
⇒動作品だけでなく“修理前提ジャンク”でも高く売れる
このように、高値で売れる商品を見極められれば、初心者でもハードオフせどりで安定した利益を出せるでしょう。
ハードオフせどりに取り組む際の注意点3選

ハードオフせどりは取り扱う商品次第では高利益を得られる一方で、やり方を間違えるとトラブルが起きる可能性もあります。実際によくあるトラブルを3つ紹介します。
- 箱と中身が違う時がある
- 検品や出品作業が面倒
- 常に一品ものの仕入れになる
ひとつずつ見ていきましょう。
1.箱と中身が違う時がある
仕入れた商品は、箱と中身が合っているか確認するようにしましょう。ハードオフでは個人からの買取りが中心のため、箱だけ正規品で中身が違うことが時々あります。
そのまま仕入れて販売してしまうとクレームにつながり、信頼を失うことになりかねません。結果として、今後のビジネス全体に悪影響を及ぼす恐れもあります。
仕入れた商品はそのまま発送せず、品番の確認を怠らないようにしましょう。
2.検品や出品作業が面倒
ハードオフで仕入れた中古品やジャンク品は手間がかかるとしても、必ず一点ずつ検品しましょう。購入者に届ける前に、動作確認や外観チェックで状態と価値を確かめることが非常に重要です。
確認すべきことの例として、家電は通電や動作テスト、楽器は音が出るかどうかなどです。ジャンルごとに検品項目をあらかじめ決めておくと、効率よく正確に作業できます。
検品済みの状態で購入者に届けることを徹底しましょう。
3.常に一品ものの仕入れになる
ハードオフせどりで仕入れられる商品の多くは1点ものであり、同じ商品を再び仕入れることが難しいです。リピート仕入れができない分、常に商品リサーチを続ける必要があります。

売れた商品を繰り返し仕入れて販売できる「新品ものせどり」との決定的な違いですね……
しかし、続けていくうちに「どのような商品が売れるか」「どの店舗に掘り出し物が多いか」といった感覚が身につき、仕入れの精度を上げられるのも事実です。
経験を積むほど判断が早くなり、結果としてより効率的に利益を出せるようになるでしょう。
ハードオフせどりに取り組むうえで押さえるべきポイント3つ

ハードオフせどりを最短ルートで成果を出すために、以下のポイントを押さえましょう。
- 赤い値札の商品は基本的にスルーする
- 検品と動作確認を行う
- 付属品の有無を忘れずに確認する
ハードオフせどりにおいて欠かせない部分をピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 赤い値札の商品は基本的にスルーする
ハードオフで商品を仕入れる際、赤い値札が付いている商品は基本的にスルーしましょう。赤い値札は商品が長期間売れ残っていることを示すサインであり、需要が低い商品や状態が悪い商品が多いため、利益を出すのが難しくなります。
せどりで安定して稼ぐためには需要が高く、状態の良い商品を選ぶことが重要です。赤い値札の商品は値下げできる場合はあるものの、消費者のニーズに合わなかったために売れ残っていると考えられます。
売れる根拠を持てない限りは、たとえ安値で売られていたとしても仕入れは避けるのが賢明です。
2. 検品と動作確認を行う
ハードオフで商品を仕入れる際は、必ず検品と動作確認を行うことが大切です。商品の外観や動作を確認し、不具合や欠陥がないかチェックしましょう。
たとえば、家電製品や電子機器は、実際に自分でも動作確認を行い、正常に作動することを確認する必要があります。検品と動作確認を怠ると、販売時に顧客とトラブルが発生する可能性があるため注意が必要です。
商品の状態を詳しく確認し、販売時の説明に活かすことで、買い手の信頼を得られるようにしましょう。
3. 付属品の有無を忘れずに確認する
ハードオフで商品を仕入れる際は、付属品の有無を忘れずに確認することも重要です。付属品の有無や状態は、販売時の価値に大きな影響を与えます。
付属品が揃っていない商品は販売価格を下げる必要があり、同時に利益率も下がってしまいます。付属品の有無はもちろん、状態まで細かく確認したうえで仕入れましょう。
ハードオフを始める人のよくある質問

ハードオフせどりの初心者が感じやすい疑問3つに答えます。
- Q1.ハードオフせどりは違法?
- Q2.安く仕入れられるタイミングはいつ?
- Q3.おすすめの販売先は?
それぞれ見ていきましょう。
Q1.ハードオフせどりは違法?
A.違法ではありません。
ハードオフの公式ホームページには、せどりや転売行為を明確に禁じる条項はありません。ただし、店舗ごとにルールが違うため、仕入れを行う際には事前に店舗の規則に従いましょう。
中には、せどり業者による商品の独占を避けるため、せどりを制限している店舗もあるので確認するようにしてください。
Q2.安く仕入れられるタイミングはいつ?
A.決算期のタイミングやセールを利用しましょう。
ハードオフの決算期は、大幅な値下げが行われやすくなります。決算期は店舗によって異なるため、定期的に通って把握できるようにしておきましょう。
また、新春や夏には素敵な衣料品セールが開催され、レジで最大50%OFFになるアイテムも多く揃います。
Q3.おすすめの販売先は?
A.メルカリ・ラクマ・ヤフオク・eBay などが挙げられます。
主に、メルカリやラクマなどのフリマアプリ、ヤフオクなどのオークションなどがおすすめです。

複数の販売先を使うのもいいですが、最初のうちは特定のところに絞り込んで出品したほうが管理する負担が少なく済みます!
日本の電化製品やカメラなどは海外で人気が高く、eBayでもよく売れています。
ハードオフせどりで稼ぐなら注意点まで把握しておく

ハードオフせどりは未経験からでも挑戦できる一方で、仕入れ方法や商品ジャンルを理解していないと失敗することもあります。せどりに関する知識に加え、ハードオフの特徴を十分に理解してから取り組むことで、失敗するリスクを抑えられます。
確実に成功するためには、熟練のプレイヤーから正攻法のノウハウをあらかじめ学んでおくのがおすすめです。せどりに関するノウハウが気になる方に向けて、2,500名を超える物販スクールを運営する物販ONE🄬代表のかずが、LINEにて無料で情報を提供しています!
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