中国輸入はやめとけといわれる5つの理由!失敗する人の特徴や上手くいかないときの対処法も解説

「中国輸入は稼げないって本当?」
「挑戦してみたいけど、リスクが怖い…」
「上手くいかなかったらどうしよう…」

副業やネットビジネスとして注目されている中国輸入ですが、一方で「やめとけ」と言われることも少なくありません。実は、中国輸入には初心者が陥りやすい落とし穴や見落としがちなリスクが存在します。

とはいえ、失敗する人の特徴を把握し、売れやすい商品を理解していれば利益を上げられるようになるでしょう。

本記事では、4,000名を超える物販スクールを運営する物販ONE®代表のかずが、中国輸入はやめとけと言われる理由について詳しく解説します。

本記事でわかること
  • 中国輸入はやめとけといわれる理由
  • 中国輸入で失敗する人に共通する特徴
  • 中国輸入のリサーチで上手くいかないときの対処法

なお、物販にチャレンジしている人に向けて物販ONE®代表のかずが、有益な情報をLINEにて配信しています。興味のある人はぜひ以下のリンクから無料でご登録ください!

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中国輸入はやめとけと言われる5つの理由

「中国輸入はやめとけ」と言われる主な理由として、以下の5つを紹介します。

  1. 言語と文化の壁がある
  2. 商品リサーチが難しい
  3. ライバルが多い
  4. 価格競争で稼ぎにくい
  5. トラブルリスクが高い

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 言語と文化の壁がある

中国のサプライヤーとやり取りするうえで、まず立ちはだかるのが言語と文化のギャップです。翻訳ツールで概要は共有できても、品質基準や納期の細部となるとどうしてもニュアンスが伝わりにくく、交渉が難航するケースがあります。

加えて、契約書よりも口頭合意を重視する商習慣も残っているため、認識のズレが生じやすいのも難点です。コミュニケーションのズレが原因で、想定外のコストや時間を浪費してしまうケースは後を絶ちません。

2. 商品リサーチが難しい

タオバオやアリエクスプレスには膨大なアイテムが並び、選択肢は豊富に見えます。しかし、その中から本当に売れる商品を見つけるのは至難の業です。

日本語キーワードではヒットしにくく、需要調査が甘くなりやすくなります。また、商品の品質や安全性の確認も難しく、リサーチミスにつながりやすい点も注意が必要です。

3. ライバルが多い

中国輸入は少額資本でも始められるため、参入者が増えています。Amazonやメルカリなどの主要プラットフォームでは同じ商品を扱うセラーが乱立し、検索結果で埋もれてしまうことも珍しくありません。

また、値下げ合戦が常態化しているため、後発ほど露出を確保しにくいのが現実です。差別化できるブランド戦略がないと、利益を出す前に撤退を余儀なくされることもあるでしょう。

4. 価格競争で稼ぎにくい

大量仕入れで原価を抑える大手セラーに対し、個人や小規模事業者は価格面で太刀打ちしにくくなります。さらに円安が進むと仕入れコストが上昇し、以前は黒字だった販売価格でも赤字に転落するリスクがあるのも難点です。

そのうえ、広告費や返品対応といった費用まで考慮すると、販売量が増えても手元に残る利益はごくわずかという状況も起こりえます。

5. トラブルリスクが高い

品質基準が一定でない工場も多く、サンプルは良品でも量産品が粗悪だったという事例は珍しくありません。国際物流では通関遅延や配送事故が発生しやすく、トラブル対応中に販売のタイミングを逃すリスクもあります。

さらに、知的財産権に対する意識が低い業者も存在し、偽造品を知らずに扱ってアカウント停止となるケースも無視できません。国内せどりよりもトラブルリスクが高いという点は、しっかりと理解しておきましょう。

中国輸入で失敗する人に共通する特徴5つ

中国輸入で失敗する人に共通する特徴として、以下の5つがあります。

  1. 商品のリサーチを怠る
  2. 在庫を抱えすぎた
  3. 利益計算が上手くできていなかった
  4. トラブルに対処できなかった
  5. コミュニケーション不足に陥っていた

どのような特徴があるのか、詳しく理解しておきましょう。

1. 商品のリサーチを怠る

中国輸入では、売れる商品を選べるかどうかが成否を分けます。市場調査や需要分析が甘いと、流行が過ぎたアイテムや競合が多すぎるカテゴリーへ安易に参入しがちです。

また、リサーチツールの数値だけを鵜呑みにするとレビュー内容や購入者の細かなニーズを見落としやすくなり、結果として売れ残りを抱える原因になります。ツールはあくまで補助と位置づけ、実際のGoogle検索のボリュームやレビューを読み込みながら、消費者が求めるニーズを丁寧に拾い上げることが重要です。

2. 在庫を抱えすぎた

「送料を節約したい」「仕入れ単価を下げたい」という理由で大量発注すると、需要予測が外れたときに過剰在庫が発生します。商品の動きが鈍いと保管コストがかさみ、キャッシュフローが一気に悪化しかねません。

仕入れ量は売れ行きデータと回収計画をもとに設定し、初回は少量からテスト販売を行うのが鉄則です。売れ筋が見えた段階で再発注することで、過剰在庫が発生するリスクを抑えられます。

3. 利益計算が上手くできていなかった

仕入れ原価と販売価格の差だけを見て黒字と判断すると、痛い目に遭うことがほとんどです。中国輸入では以下のコストが上乗せされるため、手残りする利益が大幅に削られることも珍しくありません。

上乗せされるコスト
  • 国際送料
  • 関税
  • プラットフォーム手数料
  • 為替変動 など

商品登録前に上記の経費を一つ残らずリスト化し、想定利益率が下回る場合は仕入れ対象から外しましょう。特に円安局面では為替レートを常に確認し、仕入れ基準を見直す必要があります。

4. トラブルに対処できなかった

中国輸入では、国内せどりでは考えられないようなトラブルがつきものです。

中国輸入でよくあるトラブル
  • サンプルは優秀でも量産品が粗悪
  • 物流で遅延が発生
  • 知財違反でアカウント停止 など

とくに商品が粗悪であるケースは珍しくないため、品質検査を省いたまま大量発注すると、不良品の返品や返金対応に追われてしまいます。

さらに、輸入禁止品を誤って扱うと通関で足止めされるだけでなく、法的リスクも負うことになりかねません。事前に最新の規制情報をこまめにチェックしておきましょう。

5. コミュニケーション不足に陥っていた

中国の工場や卸業者とやり取りする際、言語や文化の違いが誤解を生むことがあります。仕様や品質基準の認識がズレると後工程で修正が発生し、追加費用や納期遅延につながるでしょう。

チャットやメールだけで済ませず、図や写真、動画を共有し、必要に応じてビデオ会議でリアルタイムに確認すると、認識を合わせやすくなります。契約条件や支払い方法は書面で合意し、双方が同じ意味で理解しているか最終チェックを怠らないようにしましょう。

中国輸入のリサーチで上手くいかないときの対処法

中国輸入では仕入れ商品の実物を見られない都合上、リサーチは難しいです。リサーチが上手くいかないときは、以下3つの対処法を取り入れてみてください。

  1. 市場分析を再度行う
  2. リサーチツールを活用する
  3. 各ECモールのランキングを参考にする

ひとつずつ解説します。

1. 市場分析を再度行う

売れ行きが鈍ったと感じたら、まず需要と供給のバランスを改めて見直しましょう。トレンドは日々入れ替わるため、週次でデータを取り直すのがおすすめです。

競合の値付けやレビュー数を一覧で比較し、送料を含めた利益率を再計算すると、採算ラインが浮かび上がります。さらに、入学式やハロウィンなど季節イベントをカレンダーに落とし込み、その時期に刺さる商品を選ぶと仕入れの精度は格段に高まるでしょう。

2. リサーチツールを活用する

リサーチに行き詰まったら、まず作業の一部をツールに置き換えてみましょう。例えば、分析ツール「Keepa」であれば以下のように価格とランキングの推移をグラフで確認でき、流行がすぐに終わる商品の仕入れを避けられます。

人力でのリサーチには限界があり、ツールなしだと疲弊してしまうことがほとんどです。自力でのリサーチに限界を感じている場合は、積極的に導入しましょう。

Keepaの使い方については「Keepaの使い方を徹底解説!無料版や拡張機能・ツールの安全性についても紹介」の記事で解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

Keepaの使い方を徹底解説!無料版や拡張機能・ツールの安全性についても紹介

3. 各ECモールのランキングを参考にする

国内の需要を読み解くうえで頼りになるのが、各ECモールのランキングです。Amazonの売れ筋ランキングは数時間ごとに更新されるため、一歩先のトレンドを掴むには最適とされています。

また、楽天やメルカリのランキングも合わせてチェックすると、年齢層や価格帯による売れ方の違いが浮かび上がります。カテゴリー別に上位商品を洗い出し、レビュー内容や価格帯を分析すれば、自分が扱う商品で改善すべきポイントや適正価格が見えてくるでしょう。

中国輸入ビジネスでおすすめな3つの商品ジャンル

中国輸入ビジネスに取り組むにあたり、どの商品ジャンルを扱えばいいのか気になる人は多いでしょう。おすすめな商品ジャンルは、以下の3つです。

  1. アパレル
  2. ベビー・キッズ用品
  3. スポーツ・アウトドアグッズ

理由について、ひとつずつ見ていきましょう。

1. アパレル

アパレルは、中国輸入ビジネスの中でも定番ジャンルのひとつです。Tシャツやワンピースといった衣類はもちろん、帽子やバッグ、財布などの小物類までサイズが小さく軽量なため、国際送料を抑えながら多くの種類を扱えます。

また、ノーブランド商品が中心のためリサーチがしやすく、仕入れ価格が数百円でも国内販売価格との差が大きい点が魅力です。特にトレンドの変化が早いレディース向けは回転が速く、買い替え需要も高いため、稼ぎやすいでしょう。

2. ベビー・キッズ用品

ベビー・キッズ用品は、子どもの成長とイベント需要が重なるため、年間を通じて安定した売上が期待できます。服は数ヶ月でサイズアウトし、靴やリュックも買い替え需要が継続します。さらに、日本にない可愛らしいデザインを仕入れれば、差別化も簡単です。

多くの商品が小さく軽いため輸送コストを抑えやすく、まとめ買いを促すセット販売もおすすめです。安全基準や素材表記をしっかり確認し、品質管理に気を配ればリピーターを獲得しやすい優良ジャンルといえるでしょう。

3. スポーツ・アウトドアグッズ

健康志向の高まりやキャンプブームを背景に、スポーツ・アウトドア用品の需要は右肩上がりです。LEDランタンやポータブルチェア、ヨガマットなどは日本製より仕入れ価格が低く、適切な品質の製品を選べば高い利益率を狙えます。

ただし、大型テントやクーラーボックスは送料が大幅に上がるため、仕入れ前に計算しておきましょう。折りたたみ式や軽量コンパクトな商品を中心に、初心者向けの使い方ガイドを添えて販売すると、競合との差別化と客単価アップの両方を期待できます。

仕入れにおすすめの商品を他にも知りたい場合は「アリエク転売でかしこく稼ぐ!仕入れにおすすめの商品5選を紹介」の記事にて解説しています。アリエク転売に限らず、中国輸入全般で活かせる内容のため、ぜひ参考にしてみてください。

アリエク転売でかしこく稼ぐ!仕入れにおすすめの商品5選を紹介

中国輸入はやめとけといわれている理由を理解したうえで始めるかどうか考えよう!

「中国輸入はやめとけ」と言われているのは「言語と文化の壁がある」「商品リサーチが難しい」など、さまざまな理由が挙げられます。儲かりそうだからという理由だけで中国輸入を始めてしまうと、難易度の高さから失敗しがちです。

中国輸入ビジネスを成功させるためにも、日ごろの分析や売れる商品ジャンルの把握は欠かせません。中国輸入ビジネスを始めてみたいと考えている場合は、今回の記事を参考に始めてみましょう。

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木村ゆうこ
木村ゆうこ

物販ONE講師の木村ゆうこです!

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