- 「メルカリで売れたけど、手元にいくら残るんだろう?」
- 「手数料や送料を引いたら、思ったより利益が少なかった…」
- 「赤字にならない価格を計算する方法が知りたい!」
メルカリで商品を売るとき、販売価格がそのまま利益になるわけではありません。
販売手数料・送料・梱包材費などが差し引かれるため、「いくらで売れば、いくら手元に残るのか」を把握しておくことが大切です。
利益計算をせずに価格を決めてしまうと、気づかないうちに赤字になっていた、というケースも少なくありません。
無料で使える計算ツールも用意しているので、メルカリで損せず利益を出したい人は、ぜひ最後までご覧ください。


メルカリの利益計算の方法を解説
メルカリの利益は、販売価格から手数料や送料などの費用を差し引いて計算します。
正しく利益計算するためには、まず「何が差し引かれるのか」と「計算式」を知っておくのが大切です。

せっかく出品しても、利益が思ったより残らないんだよなー

それ、利益計算をしていないのが原因かもしれません。
一緒に見ていきましょう!
利益を求める計算式

メルカリの利益は、以下の計算式で求められます。
販売価格 − 販売手数料 − 送料 − 梱包材費 − 仕入れ原価 = 利益
販売価格がそのまま手元に残るわけではなく、ここから各種費用を差し引いた金額が「本当の利益」です。
たとえば、3,000円で仕入れた商品を5,000円で販売した場合を考えてみましょう。
- 販売価格:5,000円
- 販売手数料(10%):500円
- 送料:215円
- 梱包材費:50円
- 仕入れ原価:3,000円
この場合、利益は「5,000 − 500 − 215 − 50 − 3,000 = 1,235円」です。
一見2,000円の差額があるように見えても、実際に手元へ残るのは1,235円です。
利益計算では、販売価格と仕入れ原価の差だけでなく、手数料や送料などの費用も必ず含めて考えましょう。
販売手数料は一律10%
メルカリでは、商品が売れると販売価格の10%が販売手数料として差し引かれます。
カテゴリーや価格帯による違いはなく、どの商品でも一律10%です。
販売価格 × 10% = 販売手数料
たとえば3,000円で売れた場合は手数料300円、5,000円なら手数料500円と、販売価格さえ決まれば手数料はすぐに計算できます。
ただし、ここから差し引かれるのは手数料だけではありません。
送料・梱包材費・仕入れ原価も引いた金額が実際の利益になる点を押さえておきましょう。

手数料はどの商品でも一律10%です。
だから販売価格さえ決まれば、暗算でもサッと計算できますよ!
送料・梱包材費・振込手数料の目安
販売手数料のほかにも、送料・梱包材費・振込手数料が利益から差し引かれます。
それぞれの目安を見ていきましょう。
【送料】
送料は配送方法やサイズによって変わります。
小さく軽い商品ほど安く抑えられ、利益も残りやすくなります。
主な配送方法の料金を表にまとめました。
| 配送方法 | 送料(税込) |
|---|---|
| ゆうパケットポストmini | 160円 ※別途封筒20円 |
| ネコポス | 210円 |
| ゆうパケットポスト | 215円 |
| 宅急便コンパクト | 450円 ※別途専用BOX70円 |
| 宅急便(60サイズ) | 750円 |
配送料金の詳細については、公式サイトで確認してください。
【梱包材費】
封筒・段ボール・緩衝材などにかかる費用で、1回の発送あたり20〜130円程度が目安です。
100円ショップでまとめ買いしたり手持ちの資材を使ったりすると、コストを抑えられます。
【振込手数料】
売上金を銀行口座へ振り込む際の費用です。
振込申請ごとに一律200円かかるため、ある程度まとめて振り込むと、手数料の総額を抑えられて無駄がありません。
これらは1件あたりは小さくても、積み重なると利益を圧迫します。
送料・梱包材費・振込手数料も含めて計算すると、より正確な利益を把握できます。
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【無料ツール】利益計算機で手取りをチェック
計算式がわかっても、毎回手計算するのは手間がかかります。
そこで、販売価格や原価を入力するだけで手取りがわかる利益計算ツールと、ひと目で相場をつかめる早見表を用意しました。
実際に数字を動かしながら、自分のケースに当てはめて確認してみてください。
価格・原価・送料を入れるだけで自動計算
以下の利益計算ツールに、販売価格・仕入れ原価・送料・梱包材費を入力してみてください。
手取り利益と利益率がリアルタイムで自動計算され、黒字か赤字かもひと目でわかります。
「価格を逆算」に切り替えれば、「◯円の利益がほしい」から逆算して、必要な販売価格を求めることもできます。
【利益計算ツール】
※販売手数料は一律10%で計算しています。送料は配送方法により異なるため、最新の料金をご入力ください。
使用方法は、こちらを参考にしてください。

安く仕入れた商品でも、送料や手数料を引くと思ったより利益が残らないケースは少なくありません。
逆に、配送方法を見直すだけで利益が大きく変わる場合もあります。
気になる商品の数字を入れて、出品前のシミュレーションに活用してみましょう。

5,000円で売れたのに、手元に1,235円しか残らないの?

そうなんです。
手数料や送料が引かれるので、計算式を知っておくと安心ですよ!
販売価格別の利益早見表で相場をつかむ
「だいたいいくらで売れば、どのくらい手元に残るのか」を把握しておくと、価格設定がスムーズになります。
販売手数料(10%)を引いた手取りの目安は、以下のとおりです。
| 販売価格 | 手数料(10%) | 手取り |
|---|---|---|
| 500円 | 50円 | 450円 |
| 1,000円 | 100円 | 900円 |
| 2,000円 | 200円 | 1,800円 |
| 3,000円 | 300円 | 2,700円 |
| 5,000円 | 500円 | 4,500円 |
| 8,000円 | 800円 | 7,200円 |
| 10,000円 | 1,000円 | 9,000円 |
上記はあくまで手数料だけを引いた金額です。
実際は、ここからさらに送料・梱包材費・仕入れ原価が差し引かれます。
正確な利益を知りたいときは、上の計算ツールに原価や送料を入力して確認してみましょう。
アプリ・サイト・エクセルでの計算方法
メルカリの利益計算は、上のツール以外にもさまざまな方法があります。
代表的なのが、アプリ・計算サイト・エクセル(スプレッドシート)の3つです。
それぞれに向き・不向きがあるので、目的に合わせて使い分けましょう。
| 方法 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| アプリ | スマホで手軽に使え、 売上管理までできるものも多い | 出先で計算したい人 取引件数が多い人 |
| 計算サイト | インストール不要で、 ブラウザですぐ使える | たまに計算したい人 気軽に試したい人 |
| エクセル スプレッドシート | 項目を自由にカスタマイズでき、 履歴も記録できる | 売上を管理したい人 確定申告に備えたい人 |
手軽さ重視ならアプリや計算サイト、記録・管理まで含めるならエクセル、と目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
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メルカリで赤字を防いで利益を残す3つのコツ

利益計算ができるようになったら、次はその利益をできるだけ多く残す工夫をしていきましょう。
ちょっとしたポイントを押さえるだけで、同じ商品でも手元に残る金額は変わってきます。
1. 損益分岐ラインから最低販売価格を決める
赤字を防ぐ第一歩は、「これ以下では売ってはいけない」という最低ラインを把握しておくことです。
このラインを損益分岐点(損益分岐ライン)と呼びます。
利益がちょうどゼロになる販売価格で、これを下回ると赤字になります。
たとえば、以下の費用がかかる商品で考えてみましょう。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 仕入れ原価 | 3,000円 |
| 送料 | 215円 |
| 梱包材費 | 50円 |
| 費用の合計 | 3,265円 |
この費用に手数料10%を加味すると、損益分岐ラインは次のように求められます。
費用の合計 3,265円 ÷ 0.9 = 約3,628円
つまり、この商品は3,628円より安く売ると赤字になります。
出品前に最低販売価格を決めておくと、値下げ交渉でも「ここまでなら下げてよい」と冷静に判断できるでしょう。

値下げ交渉されると、つい応じちゃうんだよね

損益分岐ラインを知っておけば、どこまで下げてOKか冷静に判断できますよ!
2. 配送方法を見直して送料を抑える
利益を残すうえで、送料の見直しは効果が大きいポイントです。
販売価格や手数料は簡単には変えられませんが、送料は配送方法しだいで数百円単位の節約が可能です。
たとえば、薄い小物を宅急便(750円)で送るのと、ゆうパケットポストmini(160円)で送るのとでは、1件あたり590円も差が出ます。
商品のサイズや厚さに合った、最も安く送れる方法を選びましょう。
- 商品が入る範囲で、できるだけ小さい配送方法を選ぶ
- 梱包をコンパクトにして、サイズを1段階下げる
- 厚さ3cm以内に収め、ポスト投函できる方法を活用する
ちょっとした工夫で送料は確実に下げられるため、出品のたびに最適な方法を選ぶ習慣をつけておくと安心です。
3.「手取り◯円」から販売価格を逆算する
「この商品で◯円は利益がほしい」と決まっている場合は、ほしい利益から販売価格を逆算すると効率的です。
先に販売価格を決めてから利益を計算すると、「思ったより残らなかった」と後悔しがちです。
一方、ほしい利益を起点にすれば、最初から目標利益を確保できる価格で出品できます。
逆算の計算式は、以下のとおりです。
(ほしい利益 + 原価 + 送料 + 梱包材費)÷ 0.9 = 販売価格
たとえば、原価3,000円・送料215円・梱包材費50円の商品で1,000円の利益がほしいなら、必要な販売価格は約4,739円と求められます。
この逆算は、この記事で紹介している計算ツールの「販売価格を逆算」モードでも自動で計算できます。
ほしい利益を入力するだけで必要な販売価格がわかるので、価格設定に迷ったときに活用してみてください。
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メルカリの利益計算で知っておきたい注意点
利益計算ができるようになっても、見落としがちな注意点があります。
知らないまま取引を続けると、思わぬトラブルや想定外の出費につながりかねません。
ここでは、メルカリで利益計算をするうえで押さえておきたい3つの注意点を紹介します。
事業者は個人アカウント出品が原則禁止

メルカリでは、継続的に利益を得る目的の出品(事業的な販売)は、個人アカウントでは原則禁止となっています。
不要品を売る一般的な利用は問題ありませんが、せどりや転売のように仕入れた商品を繰り返し販売する行為は、規制の対象です。
事業として物販に取り組む場合は、「メルカリShops」への登録が必要になります。
判断の目安とされているのは、以下のようなケースです。
- 短期間に同じ商品を大量に出品している
- 明らかに販売目的で仕入れた新品を継続的に売っている
- 一定の出品数や売上を超えている
違反すると、出品削除やアカウント停止などの対象になる場合があります。
物販として本格的に利益を出していくなら、最初からメルカリShopsを利用するのが安心です。

利益計算をして「事業として伸ばしたい」と思ったら、メルカリShopsへの切り替えを検討しましょう!
確定申告が必要になる場合がある
メルカリの利益が一定額を超えると、確定申告が必要になる場合があります。
不要品の売却は基本的に課税対象外ですが、利益を目的とした販売(せどり・転売など)で得た所得は課税対象です。
申告が必要になる目安は、以下のとおりです。
- 会社員などの副業の場合:副業の所得が年間20万円を超えたとき
- 専業・個人事業主の場合:所得が年間58万円(基礎控除額)を超えたとき
ここでいう「利益」は、売上から仕入れ原価・送料・手数料などの経費を差し引いた金額です。
そのため、日頃から利益計算をして記録を残しておくと、確定申告の際にスムーズです。
申告が必要かどうか不安な場合は、税務署や税理士などの専門家に確認しておきましょう。
売れ残りも見込んで利益を計算する
利益計算で見落としがちなのが、「売れ残るかもしれない」というリスクです。
1つの商品が計算どおりに売れても、仕入れた商品がすべて売れるとは限りません。
売れ残った商品の仕入れ代は、そのまま損失になってしまいます。
たとえば、5個仕入れて4個しか売れなければ、残り1個分の原価は赤字としてのしかかります。
そのため、1商品あたりの利益は、売れ残りリスクも見込んで少し高めに設定しておくと安心です。
- 需要のある売れ筋商品を選んで仕入れる
- 一度に大量仕入れせず、少しずつ試しながら増やす
- 売れ行きが悪い商品は、早めに値下げして在庫を回転させる
利益計算の数字だけを見て安心せず、「売れ残ったらどうなるか」まで含めて考えると、トータルで赤字を防げます。
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メルカリの利益計算に関するよくある質問3つ

最後に、メルカリの利益計算についてよく寄せられる質問を3つまとめました。
ちょっとした疑問の解消に役立ててください。
Q1. 利益計算におすすめの無料アプリ・サイトは?
A. スマホでサッと計算したい、売上もまとめて管理したいなら、無料アプリが便利です。
代表的な無料アプリは、以下のとおりです。
- Seller Book(セラーブック)
メルカリ・ラクマ・ヤフオクなど複数のフリマの売上・仕入れ・利益をまとめて管理できる定番アプリ。 - フリカン
シンプルで使いやすさ重視。商品ごとの売上や利益をグラフで可視化でき、データのクラウドバックアップにも対応。 - かんたん利益計算
販売価格と原価を入れるだけで利益・利益率がわかる、計算特化のアプリ。
サイトで手軽に計算したいなら、インストール不要で使えるこの記事で紹介した計算ツールも活用できます。
まずは無料で試して、自分の使い方に合うものを選びましょう。
Q2. エクセルやスプレッドシートでの管理は面倒?
A. 慣れるまでは少し手間ですが、一度ひな型を作れば長く使えて便利です。
自分で項目を作る最初の手間こそかかるものの、販売価格・原価・送料・手数料を入れれば利益が自動で出る表を一度組んでしまえば、あとは入力するだけです。
取引履歴を一覧で残せるため、月ごとの売上集計や、確定申告に向けた記録にも役立ちます。
「自分で作るのは難しそう」という場合は、無料で配布されているテンプレートを活用したり、まずは売上管理アプリから始めたりするのもおすすめです。
手軽さならアプリ、自由にカスタマイズしたいならエクセルやスプレッドシート、と使い分けるとよいでしょう。
Q3. 売上管理アプリは無料で使える?
A. 多くのアプリは無料で使えますが、一部の機能は有料の場合があります。
「Seller Book(セラーブック)」や「フリカン」などの売上管理アプリは、基本的な利益計算や売上記録は無料で利用できます。
一方で、登録件数の上限解除や広告の非表示、複数端末でのデータ同期などの便利な機能は、有料プラン(月額数百円程度)になっていることが多いです。
まずは無料の範囲で使ってみて、取引が増えて物足りなくなったら有料プランを検討する、という流れがおすすめです。
少額の利用なら無料プランで十分なケースも多いので、自分の取引量に合わせて選びましょう。

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まとめ|メルカリの利益計算をマスターして手取りを最大化しよう
メルカリの利益は、販売価格から手数料・送料・梱包材費・仕入れ原価を差し引いて計算します。
販売価格をそのまま利益と考えてしまうと、「思ったより残らなかった」と後悔しかねません。
出品前に正しく計算する習慣をつけておきましょう。
- 利益=販売価格−手数料(10%)−送料−梱包材費−仕入れ原価
- 手取りや必要な販売価格は、本記事の計算ツールですぐにわかる
- 損益分岐ラインを把握すれば、値下げ交渉でも赤字を防げる
- 送料の見直しや逆算で、手元に残る利益を増やせる
- 事業として続けるならメルカリShopsの利用や確定申告も意識する
利益計算ができるようになると、価格設定に自信が持てるようになり、損のない取引につながります。
ぜひ本記事の計算ツールを活用して、メルカリでの手取りを最大化していきましょう。
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