「メルカリで残念だったと評価されてしまって、ショック..」
「こんなときはどうすればいい?」
「低評価をされないために、できることはある?」
メルカリで物販をしていると「残念だった」と低評価を付けられてしまうことがあります。中には「何がダメだったのか?」「今後の取引で悪影響は出ないか?」などと、気になってしまう人もいるでしょう。
しかし、低評価を受けたとしても気にする必要はありません。ただ、低評価を付けられる傾向や付けられたときの対処法などは知っておくと、今後の取引に活かせるはずです。
本記事では、3,000名を超える物販スクールを運営する物販ONE®代表のかずが、以下の内容について詳しく解説します。
- メルカリの「残念だった」は気にする必要はない理由
- メルカリで「残念だった」と評価された時の対処
- メルカリでバイヤーが「残念だった」と評価するときの基準
- メルカリでセラーが「残念だった」と評価するときの基準
精神的に落ち着いて取引できるようになるため、ぜひ最後までお読みください!

メルカリの「残念だった」は気にする必要はない理由3選

メルカリで数多くの取引をしていると、一度や二度は「残念だった」という評価を付けられることがあるでしょう。しかし、気にする必要はありません。その理由を3つ紹介します。
- 100%避けることは不可能だから
- いずれ消えるから
- 売上にはほとんど影響しないから
それぞれ見ていきましょう。
1.100%避けることは不可能だから
すべての取引で「良かった」の評価を得るのは不可能と考えてください。残念ながら、メルカリの利用者全員がいい購入者ではなく、丁寧に対応していても理不尽な対応を取るユーザーは一定数存在します。
取引件数が増える分だけ「残念だった」の評価も増えるものと考え、割り切ることが大事です。「今後の学びにしよう」くらいに捉えて次の取引へ進んでいく強さを、備えておくといいでしょう。
2.いずれ消えるから
メルカリで表示される評価は直近の100件のみなので、新しい評価が増えれば過去の「残念だった」評価を上塗りしてくれます。多少荒療治ですが、自分で安い商品を100個買って取引を増やせば低評価を消す方法もあります。
とはいえ、取引を積み重ねていけばいずれは消えてなくなるものです。そのような理由から、メルカリで継続して取引する人は放置しても問題ないと言えます。
3.売上にはほとんど影響しないから
低評価が1つあったところで、誠実なセラーかどうかは実績やこれまでの評価で判断できます。総合的に見て優良なセラーだと判断してもらえれば、低評価があったところで支障はないものです。バイヤーはそこまでセラーの過去の評価を気にしていません。
ただし、低評価ばかりだと自分に問題がある場合が多いので、反省や改善に努める必要があります。「低評価のあるセラーからは購入しない」と決めているバイヤーも一定数いるからです。
低評価は1つや2つであれば問題ないものの、ゼロであることに越したことはありません。セラーとして学び日々成長していく気持ちは、いつも忘れないようにしましょう。
メルカリで「残念だった」と評価された時の対処5選

メルカリで「残念だった」と評価されてしまったときは、次のように対処しましょう。5つの方法を紹介します。
- 件数が少なければ気にしないでいい
- 件数が多ければ自己分析して改善をする
- コメントのない評価は理由を聞き、内容次第ではお詫びする
- 不当な評価だった場合はメルカリ事務局に取り消しの相談をする
- 低評価をされても仕返しはしない
ひとつずつ見ていきましょう。
1.件数が少なければ気にしないでいい
「残念だった」の低評価が1,2件程度なら、気にしないことが大切です。低評価を付けられることは、決して珍しいことではありません。低評価を気にしないユーザーも一定数いるため、これまでどおり取引を進めましょう。
ただし、たとえ理不尽に低評価をされてもプロフィール欄などで言い訳するのは避けてください。逆に面倒臭そうなセラーだと印象を与えてしまい、敬遠されかねません。
2.件数が多ければ自己分析して改善をする
「残念だった」の低評価が多い場合、自分のやり方に間違いがないか理由を探ってみましょう。「自分の常識は誰かの非常識」という言葉があるように、自分では気づかない原因が隠れている可能性があります。
目安として、低評価が100件あるうちの3件以上もらっている場合は、自己分析と改善をしてみましょう。
自分が普通と考えている梱包や取引メッセージ、出品方法などをもう一度問題ないか、見つめ直してみる必要があります。
3.コメントのない評価は理由を聞き、内容次第ではお詫びする
メルカリユーザーの中には、セラーとのトラブルを避けるために理由を書き込むことなく低評価を付ける人がいます。理由を尋ね、こちらに非がある場合は真摯にお詫びをしましょう。
ただ、低評価を付けてもらえることは悪いことばかりではありません。理由を聞くことで、自分が気付けなかった問題点に気付けるからです。
良くなかった点を指摘してもらえたことに感謝し、次へ進みましょう。

理由まで教えてくれるユーザーは稀な存在なので、大切にしたいところですね!
4.不当な評価だった場合はメルカリ事務局に取り消しの相談をする
低評価の理由が不当な場合は、メルカリ事務局に相談すれば取り消しできる可能性があります。以下に該当する場合は、メルカリ事務局への問い合わせを検討してもよいでしょう。
- 理不尽な要求を断ったことで低評価をされた
- 嘘の内容で低評価をされた
- 配送会社が起因の配送遅れで低評価をされた
- 独自ルール違反を指摘したことで低評価をされた など
購入者が間違って低評価を付けてしまった場合も、事務局に申し出て取り消しをしてもらいましょう。
取り消しを依頼する方法は、以下のとおりです。
- マイページを開く
- 「お問い合わせ」を選ぶ
- お問い合わせ項目を選ぶ
- 「取引中の商品について」を選ぶ
- 不当評価を受けた商品を選ぶ
- 「評価について」を選ぶ
- お問い合わせする
- 理由を記載し送信
事務局に取り消しの理由が認められれば、評価は削除されます。
5.低評価をされても仕返しはしない
低評価をされたとしても、仕返しをしてはいけません。
たとえ納得がいかない理由でも、コメント欄やプロフィール欄にネガティブな書き込みはしないようにしましょう。怒りをぶつけることで、自分自身の評価を下げる結果になりかねません。
また、仕返しをしている姿を見た他のユーザーからは「できる限り取引をしたくない相手だ」と思われてしまうかもしれません。
低評価を受けない取引を追求し、ネガティブな経験を肥やしにしましょう。
メルカリで購入者が「残念だった」と評価するときの基準4つ

バイヤーが「残念だった」という評価をつけるときの基準を4つ紹介します。
- 商品写真や説明文と実物の状態が大きく違った
- 商品の到着が遅すぎた
- 梱包が雑だった
- 対応が適当だった
あらかじめ知っておくことで、低評価を回避しましょう。
1.商品写真や説明文と実物の状態が大きく違った
商品写真や商品説明文と実物に大きな相違があった場合、バイヤーは低評価を付けることがあります。
- 未使用に近いと書いていたのに実際は使用感を感じた
- 汚れや傷の状態が写真と違う
商品写真や説明文との相違があると、受け取ったときに裏切られたような気持ちになるものです。商品の状態を見せるときはきれいなところだけでなく、傷や使用感のある部位も正直に載せましょう。
2.商品の到着が遅すぎた
バイヤーから低評価を受ける理由の中でもかなり多いのが、商品の到着が遅すぎたことです。
- 発送期限を守らない
- 購入後、連絡もなくなかなか届かない
- 発送しましたボタンを押した日と、実際に届いた消印の日付が違っていた
- 発送確認の連絡をしても無視された など
バイヤーをヤキモキさせたり不安にさせたりしては、低評価につながってしまうことは安易に予想ができます。
購入後は速やかに発送手続きをし、どうしても遅れる場合は素直に進捗を報告することで、低評価を未然に防げるでしょう。
3.梱包が雑だった
届いた商品が雑に梱包されていた場合は、バイヤーが低評価を付ける理由になります。
- 本の表紙が折れていた
- 緩衝材が入っていなかった
- 箱のサイズが極端に合っていない(大きすぎるor小さすぎる) など
梱包が雑だと、到着までに商品の状態が悪くなることも考えられるでしょう。たとえ商品はきれいだったとしても、購入したものを雑に扱われていたらいい気持ちはしません。
梱包は商品を守るだけでなく、相手へのおもてなしでもあります。しっかりと商品を保護し、心を込めて丁寧に行いましょう。
4.対応が適当だった
商品の購入はしたものの事前のやりとりで対応が悪ければ、バイヤーから低評価を付けられてしまいます。
- 商品に対しての質問に丁寧な対応をされなかった
- 質問に対してなかなか返事をもらえなかった
- 購入後のトラブルに誠実に対応してもらえなかった など
質問やコメントをしてくるバイヤーは他の選択肢の中からわざわざ選ぼうとしてくれています。
せっかく商品が欲しいのにセラーの対応がいまいちだったら、バイヤーのモヤモヤの解消先は低評価を付けることにつながりかねません。
できる限り丁寧なやりとりを意識し、気持ちのいい取引を心がけるようにしてください。
メルカリで出品者が「残念だった」と評価するときの基準4つ

セラー側も、バイヤーに対して低評価を付けることがあります。基準は以下の4つです。
- 受け取り評価が遅かった
- 支払いが遅すぎた
- 取引メッセージのやり取りが不誠実だった
- 商品に対して理不尽な要求をされた
それぞれ見ていきましょう。
1.受け取り評価が遅かった
商品を発送後、到着しているはずにもかかわらず受け取り評価がされない場合、セラーが低評価を付けることがあります。受け取り評価が遅いことで、セラーにとって以下のデメリットがあるためです。
- 売上金が入らない
- 自動の取引完了を待てば9日ほどかかる
- 取引が滞る
- 事務局に取引完了の依頼をするなどの手間が増える
到着後に評価をしないことは進行中の取引を破棄することになるため、メルカリでは迷惑行為に該当します。購入後は、取引完了まで滞りなく進めましょう。
2.支払いが遅すぎた
購入後の支払いが遅すぎると、セラーから低評価を付けられてしまいます。支払い待ちの時間が長いと、セラーが発送手続きに進めず取引が停滞するからです。
支払い期限は、原則として購入日を含んだ3日目の23:59:59までです。しかし、中には期限を過ぎても支払われずに取引が自動的にキャンセルになってしまうことがあります。
セラーの時間を大きく無駄にすることを避けるために、購入をしたら期限ギリギリにならずに早めに入金しましょう。
3.取引メッセージのやり取りが不誠実だった
取引中のメッセージ対応で、バイヤーの態度が不誠実だと感じると、セラーから低評価を受けることがあります。
- すでに回答済みのことや商品情報に書いてあることを質問する
- 発送日を設定しているのに急かしてくる
- 挨拶もなく無言の取引をする など
挨拶や最低限のコミュニケーションは、気持ちよく取引をするために必要です。
顔が見えないうえに売買が成立する間の短い期間のコミュニケーションだからといって、マナーやモラルを欠いてはいけません。そのような態度で取引をしていると、低評価をつけられても仕方がないでしょう。
4.商品に対して理不尽な要求をされた
バイヤーから商品に関する理不尽な要求をされたときは、セラーが低評価を付ける対象になります。
- 事前説明と関係なく返品や値引きを要求する
- 商品説明を明記しているにも関わらずクレームを言われた
- 購入後に値下げ要求をしてきた など
自分のミスであるのにクレームをつけたり、ルールを破って自分の主張をしたりすれば、低評価をされてしまいます。度が過ぎれば低評価にとどまらず、通報されかねません。自分がセラーの立場だったときに呑めないような要望は出さないことが大切です。
メルカリの「残念だった」は気にしないことが大切!

メルカリでビジネスを続ける中で、実績や評価は相手を知る判断材料のひとつになります。一方で「残念だった」という評価を付けられることもあるでしょうが、とくに気にする必要はありません。
マナーやモラルを守り、相手の立場に立った誠実なビジネスを積み上げていれば、正当に評価されます。低評価の1つや2つがあっても、揺らぐことはないでしょう。
仮に付けられてしまったとしても、安心して今後もメルカリビジネスに挑戦してください!
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