「メルカリのアカウントが停止された、どうしよう?」
「もう今後、取引できないのかな…?」
「アカウントが停止される原因と、防ぐための対策方法を知りたい!」
メルカリでは利用規約違反など不適切な使い方をすると、アカウントを停止されることがあります。アカウントが停止されると今後の取引ができなくなるため、未然に防ぎたいところです。
安心して取引し続けるためには、停止される原因を正しく知り、リスクを未然に防ぐ行動が不可欠です。万が一停止されてしまった場合にも、迅速に対応する方法を理解しておけば、早急に取引を再開できます。
そこで本記事では、生徒数3,000名以上の実績を誇る物販ONE®の代表かずが、以下の内容について解説します。
- メルカリのアカウント停止になる理由
- 停止を避ける具体的な対策
- 停止された場合の対処法
トラブルを未然に防ぎ、安全に取引を続けるために、ぜひ最後までご覧ください。


メルカリのアカウント停止になる5つの理由

まずは、メルカリアカウントが停止になる理由を5つ紹介します。
- 無在庫転売をした
- 出品禁止物を出品した
- 同一商品を大量に出品をした
- 複数アカウントを所持した
- 迷惑行為や取引中にトラブルを起こした
詳しく見ていきましょう。
1. 無在庫転売をした
メルカリでは無在庫転売が明確に禁止されています。
無在庫転売とは、在庫を持たずに商品を出品し、購入者から注文が入ってから別ルートで仕入れて発送する方法です。
一見効率的に見える手法ですが、仕入れが間に合わなかったり、在庫切れで発送できなかったりするトラブルが起こりやすいです。そのため、購入者保護の観点から規約違反とされています。
実際に商品が手元にない状態での出品は信頼を損なうだけでなく、繰り返すとアカウント停止や強制退会のリスクが高まります。

メルカリで販売する際は、必ず実物を確認したうえで出品することが基本です!
2. 出品禁止物を出品した
メルカリには、出品してはいけない禁止商品が明確に定められています。一例を見ていきましょう。
- 偽ブランド品
- ゲームアカウント
- アダルト関連
- 現金
- チケット類 など
これらの商品を出品した場合、商品削除に加え、最悪の場合はアカウント停止となる可能性があります。知らずに出品してしまったとしても「知らなかった」は通用せず、すべて自己責任と見なされます。
出品前にはメルカリ公式のガイドラインをしっかり確認し、安全でルールに則った取引を心がけましょう。
3. 同一商品を大量に出品をした
在庫が大量にある商品を1点ずつ個別に連続出品すると、検索画面が不自然に埋め尽くされ、他ユーザーの閲覧体験を損なうことになります。そのため、同じ商品を短期間に繰り返し出品する行為は、メルカリのアルゴリズム上ではスパム的行動と判断される恐れがあります。

運営側から出品制限やアカウント利用停止といったペナルティを受けることもあります。
大量に在庫を持つ場合は「まとめ売り」「セット販売」などを活用し、ルールに沿った形で出品しましょう。
4. 複数アカウントを所持した
メルカリでは、1人1アカウントが基本ルールです。複数のアカウントを作成し、評価の水増しや価格操作、レビューの自作自演などを行うことは厳格に禁止されています。
実際に、メルカリの利用規約にも以下のように明記されています。
個人のユーザー及びユーザー登録をされようとする方(以下併せて「ユーザー等」といいます)は、複数のユーザー登録を行うことができないものとします。
メルカリ利用規約
メールアドレスや電話番号を変えて登録したとしても、端末情報、IPアドレス、登録した個人情報や振込口座情報などから、同一人物による複数アカウントの所持が発覚する可能性があります。
本人確認済みであっても、複数アカウントが見つかった時点で全アカウントの停止措置が取られるケースもあります。
アカウントが停止されると、売上金の振込も停止される可能性があるため、リスクを避けて1つのアカウントを誠実に育てましょう。
5. 迷惑行為や取引中にトラブルを起こした
メルカリは利用者間の信頼によって成り立っているサービスのため、取引中の迷惑行為やトラブルには厳しく対処しています。
商品説明と実物が大きく異なる、発送を著しく遅延する、取引メッセージに暴言や不誠実な対応を行うなどが該当します。
また、評価の操作を目的とした嫌がらせや、虚偽の内容を記載したクレームも運営に通報されればアカウント停止の対象です。

購入者とのトラブルを避けるためにも、丁寧な対応・正確な商品説明・迅速な発送を徹底し、良好な取引を心がけましょう。
メルカリのアカウント停止の期限は2パターン

メルカリでアカウントが停止された場合、「一時停止」と「無期限停止」の2パターンがあります。違反の内容や悪質性、過去の取引履歴などをもとに、運営側が停止の種類と期間を判断します。
それぞれの特徴と対応の違いについて、詳しく見ていきましょう。
一時停止
アカウントの一時停止とは、ルール違反が比較的軽度と判断された際に適用される処置です。無期限停止との違いは、復旧の可能性があることです。
期間はケースによって異なり、24時間の利用制限がかかるものから、数日~数週間にわたって停止される場合もあります。
運営からの詳細確認や本人確認書類の提出などが求められるケースもあり、それらの対応によって解除の可否が判断されます。
一時停止の場合、ガイドラインへの違反を是正すればアカウント復帰できる可能性があるため、通知内容を確認し、真摯に対応しましょう。
無期限停止
無期限停止は、重大な規約違反や悪質な行為と判断された場合に適用される厳しい措置です。無期限停止を受けると、基本的には今後メルカリを利用できません。
ただし、すでに進行中の取引は通常どおり継続され、発送や受取評価なども可能です。また、残っている売上金やポイントについても、運営に振込申請や払い戻しの依頼を行えば受け取れます。

無期限停止に至る前には警告や一時停止が入ることも多いため、早期の対応と予防が何より大切です。
メルカリのアカウントが停止したときにできること

メルカリのアカウントが停止されると、すべての機能が完全に使えなくなるわけではありません。以下の表で「できること」「できないこと」を確認しておきましょう。
できること | できないこと |
---|---|
タイムラインの閲覧進行中の取引への対応 | 出品購入 入札値下げ依頼コメント いいね |
万が一アカウント停止の通知を受け取ったら、まずは進行中の取引があるかどうかを確認してください。進行中の取引がある場合は、購入者に満足してもらえるように、誠実に対応しましょう。
メルカリのアカウント停止を防ぐための具体的な対策5つ

メルカリは手軽に不用品を売買できる便利なサービスです。しかし、その手軽さゆえに、意図せずルール違反をしてしまい、アカウントが停止されてしまうケースも少なくありません。
ここでは、メルカリのアカウント停止を防ぐための具体的な対策を5つ紹介します。
- 在庫管理を徹底する
- 出品前にルールを確認する
- 出品頻度に気を付ける
- アカウントを一元管理する
- 取引対応を誠実に行う
これらの対策を実践し、安心してメルカリを利用しましょう。
1. 在庫管理を徹底する
メルカリでアカウント停止につながる行為のひとつに、無在庫転売があります。手元に商品がない状態で出品し、売れてから商品を仕入れる手法です。
メルカリでは、出品者の手元にない商品の出品を明確に禁止しています。なぜなら、購入後に商品が確保できなかったり、発送までに時間がかかりすぎたりするなど、購入者とのトラブルに発展する可能性が高いからです。
こうしたトラブルは、購入者からの通報やメルカリ事務局の判断により、アカウント停止の処分につながるリスクがあります。アカウント停止を防ぐためには、必ず手元にある商品だけを出品するように徹底しましょう。
メルカリのペナルティに関しては、「メルカリで無在庫転売は禁止!バレる5つの原因とペナルティを解説」の記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

2. 出品前にルールを確認する
メルカリの利用規約やガイドラインは、安全な取引環境を維持するために設けられており、定期的に更新されることがあります。知らないうちにルール違反を犯してしまうことを防ぐためには、出品前に必ず最新のルールを確認する習慣をつけましょう。
特に注意すべきは、出品禁止物のリストです。一例を見ていきましょう。
- 偽ブランド品
- ゲームアカウント
- アダルト関連
- 現金
- チケット類 など
禁止商品を出品してしまうと警告や一時的な利用制限、場合によってはアカウントの永久停止といった厳しい措置が取られる可能性があります。

出品したい商品がルールに抵触しないか、定期的に確認しましょう。
3. 出品頻度に気を付ける
メルカリは個人出品が基本で、一度に大量出品すると業者だと判断され、ペナルティを科せられる可能性があります。短時間で大量に出品するとサーバーに負荷がかかることが、要因とされています。
検索結果を占有して他の出品者の商品が見つけにくくなったり、購入者にとっても不快感を与えたりすることもあるでしょう。
もし商品がなかなか売れない場合は、単に再出品を繰り返すのではなく、価格を見直したり、商品説明や写真を改善したりすることを検討しましょう。
また、メルカリで複数の同一商品を出品したい場合は、メルカリShopsを利用する方法もあります。アカウントを開設するためには審査に通過する必要があるものの、手順自体は簡単なため、ぜひ出店してみてください。
4. アカウントを一元管理する
メルカリで複数アカウントの利用が判明した場合、すべての関連アカウントが予告なく停止される可能性があります。
ルール違反を意図していなくても、家族間での端末共有などで誤解を招くケースも考えられますが、原則としてアカウントは一人一つというルールを厳守してください。
もしすでにアカウントを複数所有している場合は、ひとつだけ残して他はすべて解約しましょう。
5. 取引対応を誠実に行う
メルカリでの取引は、出品者と購入者間の信頼関係の上に成り立っています。

アカウント停止のリスクを減らすためには、一つひとつの取引に誠実に対応しましょう。
購入希望者からの質問には、可能な限り迅速かつ丁寧に回答することを心がけてください。購入後のメッセージのやり取りも、こまめに行うことで安心感を与えられます。
また梱包は丁寧に行い、設定した発送期間内に確実に発送することも重要です。万が一、発送が遅れるなどの問題が発生した場合は、速やかに購入者に連絡し、誠意ある対応を示すことが求められます。
こうした誠実な対応が良好な評価につながり、結果的にアカウント停止のリスクを遠ざけられます。
メルカリでアカウントが停止された場合に復活させる手順

メルカリのアカウントが停止されたからといって、必ずしも永久に利用できなくなるわけではありません。停止理由や状況によっては、適切な手順を踏むことでアカウントが復活する可能性も残されています。
ここでは、アカウントが停止された場合に、復活を目指すための具体的な手順を解説します。
- 事務局からの通知内容の確認
- 適切な対応と再発防止策の実施
- 事務局への問い合わせと謝罪
諦める前に、できる限りの対応を試してみましょう。
1. 事務局からの通知内容の確認
アカウントが停止されると、通常、メルカリ事務局からメールやアプリ内メッセージでその旨の通知が届きます。通知には、アカウント停止に至った理由や根拠となる利用規約の条項、そして停止期間(一時的なものか、無期限か)などが記載されているはずです。

なぜアカウントが停止されたのか、具体的な違反内容は何だったのかを正確に把握することが、今後の対応の第一歩となります。
もし通知内容だけでは理由が不明確な場合でも、自身の過去の出品や取引を振り返り、問題となりそうな点を推測してみてください。
2. 適切な対応と再発防止策の実施
事務局からの通知内容を確認し、アカウント停止の理由を理解したら、指摘された問題点を改善するための具体的な行動を起こす必要があります。
たとえば無在庫転売が理由であれば、今後一切手元にない商品を出品しないことを徹底します。禁止されている商品を出品していた場合は、メルカリガイドラインの出品禁止物リストを改めて熟読し、当該商品を削除してください。
今後同じ過ちを繰り返さないために、どのような対策を講じるのかを明確にすることが、アカウント復活の可能性を高めるうえで不可欠となります。
3. 事務局への問い合わせと謝罪
問題点の改善と再発防止策を具体的にまとめたら、メルカリ事務局へ連絡を取ります。
問い合わせの際は、まずアカウントが停止された事実と、確認した通知内容(停止理由など)を簡潔に伝えます。指摘された違反行為について、深く反省している旨と心からの謝罪の意を表明してください。
そのうえで、以下の内容を踏まえたうえで丁寧かつ具体的に説明します。
- なぜそのような行為に至ってしまったのか
- 具体的にどのように改善するのか
- 今後はどのような再発防止策を講じていくのか

最後に、アカウントの利用再開を強く希望する旨を伝えましょう。
ただし、違反内容の悪質性や過去の警告履歴などによっては、謝罪や改善策を示してもアカウント復活が認められないケースも少なくありません。その可能性も理解したうえで、誠意を尽くして問い合わせを行うことが大切です。
メルカリのアカウント停止を避けて効率よく稼ごう

メルカリで安定して稼ぎ続けるためには、アカウント停止のリスクをしっかり理解し、日ごろから注意を払うことが大切です。知らないうちにルール違反となってしまうケースもあるため、正しい知識を持って取引に臨むことが、信頼される出品者への第一歩になります。
アカウント停止を防ぐことで、安心して取引を行えるようになります。健全な運用を意識しながら、メルカリでの収益アップを目指していきましょう。
なお、生徒数3,000名を誇る物販ONEⓇ代表のかずは、せどりに取り組んでいる人に向けてお役立ち情報をまとめたPDFをプレゼントしています。成果を上げるために、ぜひお受け取りください。


物販ONE講師の木村ゆうこです!
追加で知りたいことがあれば、ぜひコメントで教えて下さい✨