「メルカリ物販で仕入れ商品を調べるのってかなり大変…」
「リサーチツールなら効率よく調べられそう…!」
「メルカリせどりではどんな場面で、どうやって使えばいいの?」
メルカリ物販で稼ぐには、利益が出る商品をリサーチする能力が必要です。利益商品を効率よく見つけるために、リサーチツールの使用を検討している人は多いのではないでしょうか。
メルカリのリサーチツールにはさまざまな種類があり、自分の目的に合ったものを使うことが重要です。ツールの使い方次第で、利益額は大きく異なると言っても過言ではありません。
本記事では、生徒数2,500名以上の実績を誇る物販ONE®の代表かずが、以下の内容について解説します。
- メルカリで使えるリサーチツール
- リサーチツールを使うメリット
- リサーチツールを活用するポイント
メルカリ物販で使えるリサーチツールについて、網羅的に理解できる内容になっています。仕入れ時のリサーチを効率化したい人は、ぜひ参考にしてみてください!
なお、物販にチャレンジしている人に向けて物販ONE®代表のかずは有益な情報をLINEにて配信しています。興味のある人はぜひご登録ください!


メルカリ物販で使えるリサーチツール10選

メルカリで使えるリサーチツールには、いくつか種類があります。それぞれ使える機能が異なるため、目的に応じて使い分けることが重要です。
ここでは、以下10このリサーチツールについて紹介していきます。
- メルリサーチ
- フリマアシスト
- フリマリサーチ
- オークファン
- フリマウォッチ
- Googleレンズ
- Keepa
- amacode
- ERESA
- せどりすとプレミアム
順番に見ていきましょう。
1. メルリサーチ

「メルリサーチ」はメルカリ内に出品されている商品の販売数や、売れるまでの期間などを調べられるツールです。メルカリ内で売れている商品を、ランキング形式で検索できます。
店舗やAmazon、他ECサイトから仕入れて、メルカリで売れる商品を調べる際に使用します。売れ筋検索以外に使えるメルリサーチの機能は、以下のとおり。
- 一定期間内の販売数
- 価格相場
- 他サイトの横断検索
流行りの商品を調べられるため、新品を他ECサイトで仕入れて、メルカリ販売する手法で重宝されるツールです。
2. フリマアシスト

「フリマアシスト」はGoogleChromeの拡張機能として、ブラウザ版のメルカリで使える便利なリサーチツールです。商品ページに「出品日時」と「更新日時」を表示できます。
メルカリの商品ページでは、出品された時間もしくは値下げされた時間が表示されます。この場合、直前に出品されたのか、売れ残りが値下げされて表示されているのかが判断できません。
しかし、フリマアシストを使うと出品日時と更新日時を把握できるため、正確な販売時期や売れ残っている期間をリサーチできます。
3. フリマサーチ

「フリマサーチ」は、複数のフリマサイトを一括検索できるリサーチツールです。メルカリよりも安く出品されている商品を、他のフリマサイトで見つけられます。
フリマサーチで検索できるサイトは、以下の3つです。
- メルカリ
- ラクマ
- Yahoo!フリマ
メルカリでは相場相応の価格で出品されている商品でも、ラクマやYahoo!フリマでは格安で出品されていることがあります。他のサイトで安く仕入れてメルカリで販売すると、差額で利益を得られます。
フリマサーチを使うと、同時に複数サイトを比較できるので、調べる手間の削減が可能です。中古品の転売を行いたい人は、必須で入れておくべきツールと言えます。
4. オークファン

「オークファン」はヤフオクの販売データを調べられるツールで、メルカリせどりでも商品の相場をリサーチするのに役立つツールです。オークファンを使うと、ヤフオクでの落札相場を検索できます。

メルカリでは約半年前の販売データまでしか表示されませんが、オークファンならヤフオクでの過去10年分の相場を調べられます。
例えば、冬物のファッションアイテムを販売したいときに、仕入れ時期が夏や秋ごろだと、メルカリでは販売データを調べられません。そこでオークファンを使えば、ヤフオクで1年前の冬に売れたデータを調べられるので、適正価格での仕入れ・販売が可能になります。
ヤフオクで実際に売れたデータでもメルカリせどりで価格設定をする際の参考になるので、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
5. フリマウォッチ

「フリマウォッチ」は複数のサイトで商品を一括検索できる機能と、新着商品の通知をしてくれる機能を兼ね備えたツールです。フリマウォッチは対応しているサイトが幅広く、ZOZOフリマなど、他のリサーチツールでは対応していないフリマアプリも検索できます。
また、メルカリで欲しい商品が希望の価格で出品されたときに通知をくれる機能も搭載されています。そのため、ブランド品などの一瞬で売れてしまう商品をメルカリ内で仕入れるのに役立つでしょう。
6. Googleレンズ

「Googleレンズ」はスマホのカメラや写真を使って、同一の商品を検索できるツールです。店舗仕入れの際に、正式名称がわからない商品を調べるときに役立ちます。
例えば、リサイクルショップで高そうなデザインのカバンを見つけた際に、デザインやタグからブランド名がわからないケースは少なくありません。見た目以外に検索できる要素がないときに、Googleレンズを使えば同じ商品をWeb上で検索できます。
また人気の家電を店舗で見つけたときに、型番が擦れて見えなくなっていても、Googleレンズを使えば見た目の特徴からリサーチが可能です。
検索結果にはメルカリのページを表示してくれることもあり、相場や利益商品の判断に役立ちます。メルカリ物販で店舗仕入れを行うなら必須のツールといえるでしょう。
7. Keepa
「Keepa」は、Amazonの商品価格動向を分析する定番ツールです。
ChromeやFirefoxのブラウザ拡張機能をインストールすれば、Amazonの商品ページにグラフを表示できます。

Amazonで商品を調べるとKeepaのグラフが表示され、最安値時期や値上がりのタイミングがわかる優れものです!
無料版では、商品の価格推移を確認できます。月額19ユーロ(約3,000円)の有料版に登録すると、売れ筋ランキングやライバルの在庫数までチェックが可能です。
Amazonで商品を仕入れるなら、Keepaによる正確な価格分析が不可欠といえるでしょう。
Keepaについてより詳しく知りたい人は「Keepaに危険性はない!安全だと言える3つの理由とおすすめの活用方法を解説」の記事も参考にしてみてください。

8. amacode
「amacode」は、商品のバーコードをスキャンするだけで利益が分かる物販リサーチツールです。30万人以上のセラーが利用しており、無料版でも基本的な機能を使えます。
amacodeには、バーコードをスキャンすることでAmazonの販売価格が即座に表示される機能が搭載されています。ブックオフやTSUTAYAなど、店舗独自のバーコードにも対応しているため、あらゆる商品の調査が可能です。
月額4,980円の有料版に登録すると、PC上での利用やランキンググラフの表示機能が追加されます。
また、AndroidとiOSの両方に対応しているため、スマホを持っていればどこでも使える優れたリサーチツールといえるでしょう。
9. ERESA
「ERESA」は、Amazonの商品データを分析できる無料ツールです。3.4億以上の商品情報にアクセスでき、価格推移や販売ランキング・出品者数の変動などを包括的に確認できます。
商品のバーコードをスマートフォンで読み取るだけで即座にデータを表示でき、損益分岐点の計算や利益シミュレーションも可能です。
Pro版(月額4,980円)にアップグレードすれば、AIによる分析などの追加機能を利用できます。
競合分析や価格設定の判断材料として重宝するツールといえるでしょう。
10. せどりすとプレミアム
「せどりすとプレミアム」は、メルカリ物販のリサーチに活用できる高機能なリサーチツールです。商品のバーコードを読み取るだけで、即座に価格差や利益率を確認できます。
連続バーコード読み取りやOCR機能(画像上の文字を読み取る)により、効率的な仕入れ判断が可能です。特筆すべき機能として、商品情報の自動取得・仕入れリストの作成・型番検索などがあります。
料金は初月11,000円で、次月以降5,500円です。
また、BOOK OFFやTSUTAYA・GEOなどの店舗独自のバーコードにも対応しているのも、せどりすとプレミアムの強みです。
メルカリでリサーチツールを使うメリット3つ

メルカリでリサーチツール使うと、さまざまなメリットが得られます。具体的には以下の3点です。
- リサーチ時間を削減できる
- 売れる商品がわかる
- ライバルよりも早く仕入れできる
順番に解説していきます。
1. リサーチ時間を削減できる
メルカリでリサーチツールを使うと、商品検索にかかる時間を短縮できます。追加の情報が表示されたり、他のECサイトを横断して調べたりできるため、リサーチにかかる時間を削減可能です。
リサーチにかかる時間を減らせると、他の作業に集中できるようになり、売上アップにつなげられる可能性があります。
とくに副業で物販に取り組む場合は、リサーチにかけられる時間は限られてしまうため、リサーチツールは積極的に導入したいところです。
2. 売れる商品がわかる
メルカリでリサーチツールを使うと、販売価格や販売期間の詳細が表示されるため、仕入れがしやすくなります。実際に売れた商品の金額や、売れるまでの期間をさまざまなサイトで比較できるため、ツールを使わないときよりも売れる商品を正確に見つけられます。
例えば、オークファンを使えば10年前まで遡って実売データや相場を検索できるため、ワンシーズン前の売れる商品を見つけられるでしょう。

また、フリマアシストを使えば販売期間がわかるため、回転率のいい商品を検索できます。
ツールを使うことで利益商品を見つけやすくなり、売上アップにつながるのは大きなメリットです。
3. ライバルよりも早く仕入れできる
リサーチツールを使うと、ライバルよりも早く仕入れられるようになります。相場判断や仕入れの可否に割く時間を減らせるため、ライバルよりも早く仕入れ・販売ができ、取引のチャンスを逃す心配がありません。
実際にフリマウォッチのアラート機能は目的の商品が出品されたタイミングで通知されるので、すぐに購入できるようになります。早めに仕入れることで販売のチャンスを増やせるので、ぜひ取り入れるようにしましょう。
メルカリでのリサーチにあたって押さえるべきポイント

メルカリでリサーチツールを使えば作業を効率化でき、売上を高められる可能性があります。しかし、リサーチツールはあくまで「手段」でしかないので、確実に売上を増やせるという保証はありません。
リサーチツールを使って仕入れる際は、以下5つのポイントを押さえておきましょう。
- 売れた時期
- 売れ残っている数
- 売り切れ商品
- いいね!数
- 新しい順
順番に解説していきます。
1. 売れた時期
メルカリで売れ筋の商品を見つけるためには、まず売れた時期を見ることが重要です。目安として、出品してから1ヶ月以内に売れた商品を探してみてください。
出品してから売れるまでに時間がかかる商品は、利益が出ても在庫や資金繰りを圧迫する可能性があります。
購入されるまでの期間が1ヶ月を超えた場合、以下のような原因が考えられます。
- 需要はあるが設定した値段が高い
- たまたま売れたが、需要は少ない
現時点で売れている数や売れ残っている数を合わせて考えると、どちらのケースに当てはまるかが推測できます。
2. 売れ残っている数
メルカリで売れる商品をリサーチするには、売れ残っている数を確認することが重要です。取引実績がある商品でも、売れ残りが多い商品はライバルで飽和していたり、売れるまでに時間がかかったりする可能性があります。
そのため、仕入れないほうがいい場合も少なくありません。
例えば、アリババやSHEINなどで仕入れられる古着や韓国ファッションのアイテムは販売者が多く、利益商品でも売れるまでに時間がかかります。売れても競合が多いため、薄利で終わるでしょう。
一方、取引実績が豊富にあり売れ残りが少ないアイテムは供給が追いついておらず、売れ筋商品である可能性が高いです。需要と供給のバランスを把握するためにも、仕入れの際は売れ残りの数もリサーチしましょう。
3. 売り切れ商品
メルカリの売り切れ商品は、市場価値を判断する重要な指標です。「販売状況」で「売り切れ」を選択すると、過去の取引実績が一目でわかります。
売り切れ商品の数は、需要の高さを示す重要な判断材料となります。そのため、同じ商品が複数回売れている場合はとくに注目すべきです。
新発売のスニーカーで売り切れが30件で出品中が5件なら、売り切れ数が出品数を大幅に上回っているため、需要が高い商品と判断できるでしょう。
4. いいね!数
メルカリでは、いいね!数が10〜20件の商品が売れやすいと言われています。いいね数と商品の売れ行きの関係性は、以下のとおりです。
いいね!数 | 売れ行きの目安 |
---|---|
0~2 | ほとんど売れない |
2~10 | すぐには売れないが売れる可能性はある |
10~20 | 値下げをしなくても売れる可能性あり |
21~ | すぐに売れる可能性が高い 売れない場合は値下げされるのを待っている可能性もある |
多くのユーザーは、気になる商品リストに登録するような感覚でいいね!を付けます。そのため、いいねを付けた商品を買いたいと思っていても、実際には購入を迷っているケースは珍しくありません。

メルカリでの販売を成功させるには、いいね!数と出品からの経過時間を総合的に判断することが重要です。
いいね!数から、商品の注目度や売れやすい価格帯について目測を立てられるでしょう。
メルカリに出品した商品が売れるまでの平均日数や目安については「メルカリで商品が売れるまでの平均日数は?早く売るためのポイントも紹介」の記事を参考にしてみてください。

5. 新しい順
検索して表示されたリストを「新しい順」に並び替えることで、よく出品されている商品の傾向が掴めます。
メルカリでは、出品直後の商品は検索結果の上位に表示されるものの、新しい商品が出品されると徐々に順位が下がります。
そのため「新しい順」にしたときに「Sold Out」となっている商品が多ければ、検索した商品ジャンルの売れ行きが良いと判断できるでしょう。
なお検索上位に表示させるために、定期的に再出品する手法もあります。メルカリの再出品について詳しく知りたい人は「メルカリで同じ商品を出品するときの正しいやり方は?ペナルティを受けるケースも紹介!」の記事をご覧ください。

メルカリでツールを使う前に実施すべきリサーチ方法3選

メルカリでリサーチツールを活かすには、ある程度まで商品を絞り込む必要があります。商品を絞り込むにあたって、以下3種類の方法を覚えておきましょう。
- セラーリサーチ
- カテゴリーリサーチ
- ブランドリサーチ
順番に解説します。
1. セラーリサーチ
セラーリサーチはメルカリ物販に取り組んでいる人を見つけて、商品を検索する方法です。すでにセラーが取扱っている商品は、再現性高く利益が取れます。具体的な手順は以下のとおりです。
売れるまでの期間を調べるときや、他サイトとの価格比較にリサーチツールを使用すると、利益商品をリサーチできます。
2. カテゴリーリサーチ
カテゴリーリサーチは、商品のカテゴリーから売れ筋商品を絞り込んでいく方法です。海外の店舗やAmazonで仕入れた商品をメルカリで販売する際に、おすすめのリサーチ方法です。具体的な手順は以下のとおりです。
デザインや形などが似ている商品を探して、価格差が取れると見込めれば仕入れ・販売します。他サイトとの価格比較をする際にリサーチツールを使用すると、スムーズに仕入れが行えます。
3. ブランドリサーチ
ブランドリサーチは、特定のブランドに絞って高値になる要素を調べる方法です。具体的な手順は以下のとおりです。
ブランドリサーチはとくに、アパレル商品を転売する際に有効な方法です。

回転率や相場を調べるためにリサーチツールを使用すると、人気の商品をリサーチできます。
メルカリ物販に取り組むならリサーチツールを使おう

リサーチツールを使うと、メルカリ物販を効率よく進められます。ツールごとに用途は異なるため、目的に合ったものを選ぶことが重要です。
利益を出せる商品を見つけられるように、リサーチツールの使用方法と活用する場面を覚えておきましょう。しかし、利益商品を見つけるコツや販売方法を理解してないと、せっかくリサーチツールが使えても、稼げるようになりません。
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物販ONE講師の木村ゆうこです!
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