「何度も値下げしてるのに、全然売れない…」
「最終値下げって書いた方がいいの?」
「結局、売れないときってどうすればいいの?」
メルカリで商品がなかなか売れず、どうアピールすればいいか悩んでいる人も多いでしょう。
売れない商品を売る手段のひとつが値下げですが、利益を取ることを考えると限度があります。そのため、ギリギリまで値段を下げられる最終値下げを設定しておくことが大切です。
一方で、最終値下げの書き方にはちょっとしたコツがあるため、しっかりと押さえておきたいところです。
この記事では、3,000名を超える物販スクールを運営する物販ONE🄬代表のかずが、以下の内容について解説します。
- メルカリで最終値下げするときの書き方のコツ
- メルカリで最終値下げするときに書くべき場所
- メルカリで最終値下げするときに避けるべき書き方
メルカリで最終値下げする際に失敗しないポイントを多く載せています。いずれも実践的な内容なので、ぜひ参考にしてみてください。

メルカリで最終値下げするときの書き方のコツ5選

メルカリで最終値下げするときの書き方のコツとして、以下の5つをピックアップしました。
- 期限を具体的に書く
- 値引き前の価格を明記する
- これ以上の値下げがないことを強調する
- 送料込みをアピールする
- 即購入OKをアピールする
いずれも試しやすい施策ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 期限を具体的に書く
「〇月〇日まで」「今日限定」といった具体的な期限を打ち出すと、購入者に「急がないと買えなくなるかも」という焦りを感じさせられます。逆に「しばらく」「近日中」など曖昧な表現では、購入者が先延ばしにしやすくなり、売れ残る要因になることもあるくらいです。
また「あと3日で削除します」や「残り2日で再出品します」といったカウントダウン形式を使えば、タイムリミットをさらに強調できるでしょう。基本的な対策ですが、効果は大きいのでぜひ実践してみてください。
2. 値引き前の価格を明記する
「元値8,000円→最終価格5,000円」のように、下げる前の価格と最終的な価格を併記することでお得感をダイレクトに伝えられます。たとえば「定価10,000円が5,000円!」のように比較対象を明確にするのもポイントです。
また、大幅な値下げを行う場合は「当初8,000円→6,500円→最終5,000円」と段階を追って示すのも良いでしょう。購入者に「こんなに安くなったなら買わなきゃ」と思わせられるため、効果的な方法のひとつといえます。
3. これ以上の値下げがないことを強調する
「これが最終価格です」「これ以上は下げられません」とはっきり宣言しておくと、値下げ交渉を防ぎながら購入を即決してもらいやすくなります。曖昧な書き方だと「まだ下がるかもしれない」と期待されるかもしれません。
さらに「売れなければ削除・再出品予定です」と添えれば「今を逃すと同じ条件で買えない」と、相手にアピールできます。値下げの余地がないことも、忘れずに伝えるように心がけましょう。
4. 送料込みをアピールする
多くの購入者は、商品価格だけでなく送料まで含めた総額を意識して判断します。「送料込みでこの価格!」と強調すれば、予想外の出費を心配せずに済むので、購入ボタンを押しやすくなるでしょう。
とくに同じような商品がメルカリ上で数多く出品されている場合、送料込みは大きなアピールポイントです。ただし、地域によって送料が高いため、利益が小さくなることも考えられます。離島や遠方への配送料に追加が必要な場合は「沖縄・離島は別途」など、事前の説明を忘れないようにしましょう。
5. 即購入OKをアピールする
「即購入OK!早い者勝ち!」と書くだけで、購入者は「余計な手間なくすぐに買える」と感じやすくなります。さらに「コメント不要ですぐ購入できます」と付け加えれば、購入を決断しやすくなるでしょう。
また「取り置き不可」と明記しておくと、検討中の間に別の人に買われてしまうリスクを感じさせるので、より焦らせる効果も期待できます。
メルカリの説明文で迷っている人は「メルカリで使われる文章テンプレを公開|商品紹介文の例やメッセージの返し方を紹介!」の記事で詳しく解説しています。出品時のヒントとして、チェックしてみてください!

メルカリで最終値下げするときに書くべき場所

メルカリで最終値下げするときに書くべき場所として、以下があります。
- タイトル
- 画像
- 商品説明
それぞれどのように書けばいいのか、チェックしてみてください。
1. タイトル

タイトルは、まず購入者の目に入る重要な要素です。「【最終値下げ】」や「本日限定価格」といった目立つキーワードを入れることで、一目で「今がチャンス!」と感じてもらいやすくなります。
シンプルかつわかりやすい表現を心がけると同時に、検索時にヒットしやすい単語を含めるのも効果的です。
また、記号を活用して視認性を高めるのもポイントです。たとえば「★【最終値下げ】本日限定価格★」のように、タイトルの中でアクセントをつけると、多数の出品の中でも目立ちやすくなるでしょう。ただし、記号を過剰に使うと却って読みにくくなり、購入者から避けられる傾向があります。視認性を失わない範囲で記載しましょう。
2. 画像
画像は、購入者に与える印象が大きい要素です。1枚目の画像に「最終値下げ!」などのテキストを挿入するだけで、スクロールしているユーザーの目を引きやすくなります。たとえば、赤や黄色など注意を惹く色で「本日限定」や「ラストプライス」などのフレーズを入れる方法があります。
さらに、商品価格を大きく表示して「相場より安い」ことを伝えたり、定価や平均販売価格などをスクショや比較画像で示したりする方法も有効です。ビジュアルによる訴求は言葉よりも早く伝わるため、購入検討を促す効果が期待できます。
3. 商品説明
商品説明の冒頭には「本日限りの最終値下げです!」など、はっきりとした宣言を入れて注目を集めましょう。続けて、値下げ前の価格や相場と比較して「○○円安くなっています」と具体的な数字を示すと、よりお得感が伝わりやすくなります。
また「これ以上の値下げはありません」「早い者勝ちです」といったフレーズで、購入を迷っている方に対して決断を促すこともポイントです。こうしたフレーズを明記することで「今買わないと損かもしれない」という印象を与え、即決を後押しできます。
メルカリで最終値下げするときに避けるべき書き方3つ

メルカリで最終値下げするときには、以下の書き方は避けるようにしてください。
- ネガティブな言葉を使っている
- メルカリのルールに反している
- 極端な表現や煽り文句を使っている
書き方を誤るとユーザーが不快な思いをし、値下げしたとしても購入されない可能性があります。ひとつずつ見ていきましょう。
1. ネガティブな言葉を使っている
「売れないので最終値下げします」など、売れ残り感を強調する言葉は購買意欲を下げます。他にも「この値段でも売れなければ処分します」と書くと、購入者に圧力をかける印象を与えかねません。
自虐的なフレーズは商品そのものの価値まで低く見られる原因になり、メルカリで販売するうえで不利に働きます。読んでいる側も気分が悪くなるので、記載するのは避けましょう。
2. メルカリのルールに反している
「○日以内に買わないと削除します」といった表現は、購入者を過度に急かす印象があるため嫌われがちです。その他にも「最終値下げなので、これ以上の値下げ交渉は受け付けません」を強調しすぎるのも、冷たい印象を与えかねません。
「即購入禁止」「プロフィール必読」などのマイルールも、窮屈な印象を持たれやすいため控えましょう。メルカリのルールに反していると通報される原因にもなるので、表現には細心の注意が求められます。
3. 極端な表現や煽り文句を使っている
「絶対にお得!」「これを買わないなんて損!」といった煽る言い回しは、かえって相手に不快感を与える可能性があります。最終値下げの効果を最大限に引き出すためには、誠実さとわかりやすさを意識した表現が欠かせません。
ほんのひと言でも、売り手と買い手の気持ちを大きく左右するものです。ネガティブな言葉や規約違反と捉えかねない表現、過度な煽りを避けて、安心して購入できる雰囲気を作りましょう。
メルカリで最終値下げをしても商品が売れない理由

メルカリで最終値下げをしても売れない理由として、以下が挙げられます。
- 出品のタイミングが悪い
- 検索上位に表示されていない
- 商品説明や情報が不足している
- メルカリの購入層と商品がかみ合っていない
すべての原因が当てはまっている場合もあるので、十分な注意が必要です。商品が売れない場合は、当てはまっていないかセルフチェックしてみましょう。
メルカリで最終値下げしても商品が売れないときの対処法3つ

メルカリで最終値下げしても商品が売れないときの対処法として、以下の3つがあります。
- 出品を一旦取り下げて再出品を行う
- 商品説明、画像を見直して修正する
- 別のプラットフォーム販売を検討する
どうしても売れないときは、ぜひ取り入れてみてください。
1. 出品を一旦取り下げて再出品を行う
一定期間売れなかった商品は、思い切って一度取り下げ、新しく出品し直すのがおすすめです。再出品することで検索上位に表示されやすくなり、アクセスが増えることも期待できます。
また、価格設定や市場の需要を再チェックするとより適正な価格を設定でき、売れやすくなる可能性があります。再出品の際にはタイトルや説明文を見直して印象を変え、興味を惹きやすくしましょう。
メルカリの再出品については「メルカリ再出品にペナルティはある?避ける方法や注意点を解説」の記事もチェックしてみてください。

2. 商品説明、画像を見直して修正する
売り手自身が思っている以上に、購入者は写真や説明文から受ける印象を重視します。写真が暗かったり角度が悪かったりすると、せっかくの商品の良さが伝わらないこともあるでしょう。
明るさや背景を工夫して魅力をなるべく引き立てましょう。また、説明文が物足りないと不安を感じたままスルーされる可能性があります。以下のような具体的な情報を盛り込み、より伝わりやすい内容を意識しましょう。
- 使用回数
- 購入時期
- サイズ感
- 使用感 など
3. 別のプラットフォーム販売を検討する
どうしてもメルカリで売れない場合は、ラクマやYahoo!フリマ、ヤフオクなど他のフリマ・オークションサイトを試してみてください。メルカリとは異なるユーザー層が集まっていることもあり、思わぬ価格でスムーズに売れるケースがあります。
プラットフォームごとに手数料や規約が違うため比較検討しながら、最も利益が出やすく、出品しやすい場所を選びましょう。
Yahoo!フリマについては「Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)とメルカリどっちが売れるのか比較ポイント4つを解説」の記事で、メルカリと比較しています。Yahoo!フリマが気になる人は、ぜひチェックしてみてください。
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メルカリで最終値下げするときは正しい書き方を理解しておこう!

メルカリで最終値下げする場合、ただ値下げするだけではなく正しい書き方で訴求することが大切です。書き方のコツを理解しておくと、より売れやすくなるでしょう。
また、どうしても売れないときは、再出品や別のプラットフォーム活用なども視野に入ります。実際に再出品や他プラットフォームへ出品するだけですぐに売れるケースも珍しくないため、ぜひ試してみてください。
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物販ONE講師の小野あすかです!
追加で知りたいことがあれば、ぜひコメントで教えてください✨